トラックドライバーとその奥さんが夫婦喧嘩しています

トラック運転手は離婚率が高い?家族とのすれ違いと向き合う方法

悪く言えば家庭を顧みないトラック運転手の代表、どうもトラ介です!!

今回は、「トラック運転手は離婚率が高いって本当?」というテーマについて、現役ドライバーの僕がリアルな体験と仲間たちの話をもとに、深掘りしていきたいと思います。

結論から言えば、離婚率は確かに高めです。

でも、それにはちゃんと理由があります。

そして、避ける方法もあるんです。

トラック運転手の離婚理由トップ3

1. 昼夜逆転生活で家族とのすれ違いが続く

僕は大型トラックの地場運転手ですが、勤務時間は夕方から夜明け前まで。

仕事終わりに帰宅する頃には家族は起きてて、こっちはクタクタで寝るだけ。

要するに、生活リズムが真逆

これがずっと続くと、だんだんと会話が減っていくんですよね。

僕の場合は、嫁さんの理解があるからまだいいけど、この生活に不満を抱かれると、「家にいても何もしない」と言われかねません。

2. 長距離運転手は帰れないが当たり前

僕は地場ドライバーですが、長距離の仲間の中には「月に2回しか帰れない」なんてケースもあります。

あるいは、年に2〜3回しか帰省できない運転手も。

僕がその奥さんなら、たぶん離婚を考えます。

実際、そうやって物理的に会えない時間が長くなることで、心の距離も広がってしまう夫婦は多いです。

3. 急な仕事&休日返上が多い

トラック運転手って、急に「明日頼める?」って言われることが結構あります。

僕も日曜はなるべく家族と過ごすようにしていますが、前日急に出勤になることも。

「断ればあてにならないと思われそう…」って不安もあって、なかなかNOと言えない。

結果、嫁さんの怒り爆発→夫婦関係ギクシャクって流れ、けっこうあるあるです。

離婚の引き金になる職業的リスクとは?

事故=収入ダウン→家庭崩壊の流れ

事故を起こすと、修理費を自己負担させられる会社も多いです。

僕の会社でも、事故が続いたら手当カットされる仕組みがあります。

結果、給料が減る。

生活がきつくなる。

嫁さんから文句が出る。

ケンカが増える。

こういう負のループって、思った以上に精神的にキツいです。

実際に、事故続きで給料が激減し、家庭崩壊寸前の先輩ドライバーもいます。

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僕が実践してる離婚回避の3つの習慣

1. 家族に仕事の現実をきちんと伝える

僕は、仕事の過酷さや時間帯のことをなるべく詳しく嫁さんに伝えています。

・夕方〜朝までの勤務
・寝ないと危険な仕事
・体力勝負のハードさ

それを理解してもらえれば、多少すれ違いがあっても許容してくれる。

お金の面でも説得力があります。

地場でも1週間で14万円稼げる仕事って、そう多くないですから。

2. 1日1回は家族と連絡を取る

毎晩、家族が寝る前に電話をするようにしてます。

「今日どうだった?」「子ども何してた?」そんな話だけでも、繋がりは感じられる。

僕自身も、家族のいる場所を忘れたくないからこそ、声を聞くのが大事なんです。

3. 感謝の気持ちは言葉にする

正直、今の生活は嫁さんの協力なしには成り立たないです。

だから、「ありがとう」ってちゃんと言うようにしてる。

当たり前のようで、案外できてない人も多い。

この一言があるかどうかで、相手の心の余裕が違ってきます。

地場でも帰れない現実がある

地場の仕事=毎日家に帰れると思っている人も多いでしょう。

でも実際は、地場でも帰れない日はあります。

たとえば、

  • 仕事が終わってから次の出発までが6時間しかない
  • 自宅が遠くて往復で1時間かかる
  • 時間が惜しくてトラックで仮眠するしかない

僕も先週は4泊5日、家に帰れませんでした。

しかも後半2泊は風呂にも入れず…。

ボディーシートでなんとかしのぎましたよ(苦笑)

久々に帰った家は感動する

うちは子どもが2人いて、まだ幼いです。

僕にとって命以上に大切な存在。

そんな子たちの顔を思い浮かべて、仕事を頑張ってます。

久々に帰宅した時の「パパー!」って声、嫁さんの「お疲れ様」の一言、正直、毎回泣きそうになるくらい嬉しいです。

これがなかったら、続けられてない。

離婚率の高さは仕方ないじゃない

確かにトラック運転手は、他の職業に比べて離婚率が高い傾向にあります。

でも、これは「仕方ない」じゃなくて「対策すれば避けられる」ことです。

・自分の仕事を説明する
・感謝の気持ちを伝える
・できる範囲で家族との時間を作る

この3つを意識するだけでも、家族の理解は全然違ってきます。

家族の支えがあるから、走り続けられる

トラック運転手の生活は確かに過酷です。

拘束時間も長いし、自由も少ない。

でも、それを支えてくれる家族がいるからこそ、今の僕がいます。

離婚を避けるために大事なのは、

「仕事で頑張ってるからわかってくれ」

じゃなく、

「頑張れてるのは家族のおかげ」

っていう気持ちです。

僕たちは、1人で走ってるわけじゃない。

家族に支えられながら、今日もハンドルを握ってる。

この記事が、今つらい状況の運転手さんの背中をちょっとでも押せたら嬉しいです。

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ABOUT US
トラ介現役トラック運転手/ドライバー歴20年以上のベテランです!
このブログでは、地場から長距離まで経験してきた僕が、リアルな現場の働き方・悩み・収入事情をぶっちゃけています。無事故20年継続中! かつては運送業界の闇も経験しましたが、今では家族を支える高収入ドライバーに。 以前は「トラックドライバー総合情報サイト・ブルル」でも執筆経験あり。 「これから運送業に入りたい」「今の働き方に不安がある」という人に向けて、現場のリアルを届けます!