どうもお疲れ様です!
トラックドライバーです。
僕はトラックドライバーになって16年たちました。
まだ若かりしき頃、将来のことを考え、結果トラックドライバーになるという結果にいたりました。
当時の僕は中卒、学歴もなんの取り柄もありません。
そして好きなこと、夢中になれるもの、将来の夢すらも考えていませんでした。
でも、お金持ちになりたい、高級車に乗りたい、実力で評価される場に身を置きたい考えていました。
そこで求人誌など読みあさり、「頑張れば〇〇万円以上稼げる」という運送会社、まぁ引っ越し会社なんですが、そこに就職してトラックドライバーになったのです。
学歴もいらない、運転免許さえ、それさえあればとりあえず働ける、そして努力すれば高収入を目指せる。
それは何も持たない自分にとって魅力的な仕事で、当時の僕はこれで成り上がってやると意気込んでいました。
心からトラックドライバーになってよかったとおもっています。
そして今、トラックドライバーは人手不足、なり手がいない。
僕はこの長いトラックドライバー人生の中で、結婚をし、子供を授かり、約400万円する車を買い、僕だけの給料で生活することができています。
この仕事は世間一般のイメージの通り、仕事によってはキツイし過酷です。
でも、これだけの生活ができるのになぜトラックドライバーの仕事は人気がないのか?
今日は僕の経験からこのことについて考えていきたいとおもいます。
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車離れ
僕がまだ10代の頃、車に乗るということは憧れの1つでした。
自分でハンドルを握り、色々なところへいく。免許を持てない歳の頃、先輩が車に乗っている姿を見て憧れていました。
でも、今の若者はどうでしょう?
免許を持つことは社会に出ることに対してのアイテムであって、車に乗りたいという気持ちは薄れています。
ましてやトラックに乗ろうという若者はごくわずかで、僕の勤める運送会社、過去の運送会社でもトラックに乗りたいからドライバーになったなんて人はほとんどいません。
ブラックな運送会社が多い
求人を見れば高額な給料をダシに人はいったん集まったとしても、過酷な労働をさせる会社も多く、すぐにこの業界から離れていってしまいます。
それが口コミとして広がり、トラックドライバーの労働環境のイメージを作り上げてしまっています。
それじゃやっぱり職業としての人気は出ませんよね。
さらにいえば高額な給料もただのエサであって本当にもらえる人はほんの一部です。
入社し、一人立ち、そしてすぐにその給料をもらえるところなんてほとんどないでしょう。
僕も以前勤めたブラックな運送会社では、「月収40万以上」とかいてありましたが、実際は20万円にも満たない給料でした。
せめて、仕事内容が過酷でも給料さえ本当にもらえれば夢のある職業なんですけどね。
人手不足からみるトラックドライバーの未来像
トラックドライバーの人手不足は今、非常に深刻化しています。
求人を出しても、労働環境を改善しても、それでも人は集まりません。
では、運送会社はこれからどうやって人を集めるのか?
それはお金です。
将来この仕事は給料が飛躍的に上がると僕はおもっています。
その理由が、運賃の値上げです。
大手運送会社ではすで運賃の値上げが実施されています。
この目的は働く人間の労働環境の改善が主です。
この運賃の値上げは今だけではなく、これから先もずっと続いていくでしょう。
それに比例し、トラックドライバーの給料もどんどん上がっていきます。
この仕事はのちに給料が上がることを約束されているようなものです。
元に僕のか運送会社は給料上がりました。
いくら自動運転が、AIがとはいっても、トラックドライバーがいなければ人々の生活は成り立ちません。
おわりに
現在のドライバーは高齢化が進んでいます。
これから10年20年、それはもっと深刻化していくでしょう。
若い方で、もしこの仕事に興味が少しでもあれば、ぜひこの仕事に挑戦してほしいです。
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