トラックドライバーがバックモニターを確認しています

トラック運転歴20年の僕が断言!バックカメラの必要性と導入すべき理由

お疲れ様です!

トラック運転手のトラ介です。

突然ですが、あなたのトラックにバックカメラはついていますか?

僕が最初にトラックドライバーとしてデビューした運送会社では、バックカメラなんてついていませんでした。

でもある日、新車が納車されて、そのトラックにはバックカメラがついていたんです。

初めて使った時、こう思いました。

「なんて便利なんだ……もっと早く欲しかった!」

ところがベテランドライバーの中には、今でも

「バックカメラなんて必要ない」

「目視で充分」

という人もいます。

でも僕は、はっきり断言します。

バックカメラはトラックには絶対に必要です。

トラックにバックカメラが必要な理由とは?

死角が多すぎる大型車

トラック、とくに箱車やウィング車は、真後ろが完全に死角になります。

平ボディであっても、荷物やアオリの位置によっては見えないこともありますよね。

目視やミラーだけでカバーしきれない部分を、バックカメラは正確に補ってくれるんです。

バック時のリスクは思っている以上に大きい

たとえば、こんなシチュエーションを思い出してみてください。

  • 荷卸し場所が狭い
  • ホームや壁がすぐ後ろにある
  • 駐車位置ギリギリまで下がらないといけない

カメラがなければ、何度もトラックを降りて確認するしかありません。
しかも夜間や雨の日はさらに危険が増します。

でもバックカメラがあれば、1人でも安全に、かつ効率的に作業ができます。

バックカメラで防げる事故とは?

駐車中の接触事故

壁やホームへの接触、他車両や柱への衝突…。

バック時の事故って、実はトラック業界ではかなり多いんです。

ちょっとした油断が高額な修理費や商品破損につながり、減給や始末書なんてことも。

カメラがあれば、こうした事故を未然に防ぐことができます。

人身事故のリスク

一番恐ろしいのは、人との接触事故です。

僕がこれまでに見聞きしてきた中で、最もショックだった事故を紹介します。

ある運送会社で、トラックがバックしている最中、後ろで掃除をしていた人がトラックとホームに挟まれて亡くなったんです。

当然そのトラックにはバックカメラはついていませんでした。

後方確認をしていなかったのか、死角に気づけなかったのか——

いずれにしても、「カメラがついていれば防げたかもしれない」と誰もが感じる事故でした。

トラックにバックカメラがついていない場合の対処法

カメラがついていない会社は正直ヤバい

基本的にトラックドライバーは一人作業です。

なのにバックカメラすらついていないというのは、安全意識が低すぎる証拠。

誘導者もいないのに、死角のままバックさせるのは危険すぎます。

僕だったら、そんな会社は即辞めます。

どうしても辞められないなら、自腹でもつけるべき

もし「会社は好きだし辞めたくない」「今すぐは転職できない」という場合でも、自分の身は自分で守るべきです。

僕なら自腹ででもバックカメラを買って取り付けます。

「でも取り付けって難しそう…」

「配線とか苦手なんだよな…」

そう思っているあなたにおすすめしたいのが、次のタイプです。

自分でも簡単に取り付けられる!おすすめバックカメラ

無線タイプのバックモニターが超便利!

配線が面倒、取り付けが不安という人にピッタリなのが、無線タイプのバックカメラです。

最近は画質も良く、電源をつなぐだけで簡単に使えるモデルが増えてきています。

実際、僕の周りでもこういう無線タイプを選んでいる人は多いです。

人気モデルの特徴(例)

  • 無線接続で簡単取り付け
  • 夜間も見やすい赤外線LED搭載
  • 防水・防塵で全天候対応
  • 価格:約12,000〜18,000円
  • 評価:Amazonレビュー★4.3以上

こんな商品を選べば、安全性はもちろん、作業効率もぐっと上がりますよ。

まとめ、バックカメラは命を守る装備です

バックカメラは、贅沢品じゃありません。

命を守るための最低限の装備です。

目視や経験に頼りきる時代はもう終わりました。

今バックカメラがついていないなら、迷わず導入を考えるべきです。

事故を未然に防ぎ、安心して働ける環境を自分で作っていきましょう!




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ABOUT US
トラ介現役トラック運転手/ドライバー歴20年以上のベテランです!
このブログでは、地場から長距離まで経験してきた僕が、リアルな現場の働き方・悩み・収入事情をぶっちゃけています。無事故20年継続中! かつては運送業界の闇も経験しましたが、今では家族を支える高収入ドライバーに。 以前は「トラックドライバー総合情報サイト・ブルル」でも執筆経験あり。 「これから運送業に入りたい」「今の働き方に不安がある」という人に向けて、現場のリアルを届けます!