お疲れ様です!
トラック運転手のトラ介です。
突然ですが、あなたのトラックにバックカメラはついていますか?
僕が最初にトラックドライバーとしてデビューした運送会社では、バックカメラなんてついていませんでした。
でもある日、新車が納車されて、そのトラックにはバックカメラがついていたんです。
初めて使った時、こう思いました。
「なんて便利なんだ……もっと早く欲しかった!」
ところがベテランドライバーの中には、今でも
「バックカメラなんて必要ない」
「目視で充分」
という人もいます。
でも僕は、はっきり断言します。
バックカメラはトラックには絶対に必要です。
トラックにバックカメラが必要な理由とは?
死角が多すぎる大型車
トラック、とくに箱車やウィング車は、真後ろが完全に死角になります。
平ボディであっても、荷物やアオリの位置によっては見えないこともありますよね。
目視やミラーだけでカバーしきれない部分を、バックカメラは正確に補ってくれるんです。
バック時のリスクは思っている以上に大きい
たとえば、こんなシチュエーションを思い出してみてください。
- 荷卸し場所が狭い
- ホームや壁がすぐ後ろにある
- 駐車位置ギリギリまで下がらないといけない
カメラがなければ、何度もトラックを降りて確認するしかありません。
しかも夜間や雨の日はさらに危険が増します。
でもバックカメラがあれば、1人でも安全に、かつ効率的に作業ができます。
バックカメラで防げる事故とは?
駐車中の接触事故
壁やホームへの接触、他車両や柱への衝突…。
バック時の事故って、実はトラック業界ではかなり多いんです。
ちょっとした油断が高額な修理費や商品破損につながり、減給や始末書なんてことも。
カメラがあれば、こうした事故を未然に防ぐことができます。
人身事故のリスク
一番恐ろしいのは、人との接触事故です。
僕がこれまでに見聞きしてきた中で、最もショックだった事故を紹介します。
ある運送会社で、トラックがバックしている最中、後ろで掃除をしていた人がトラックとホームに挟まれて亡くなったんです。
当然そのトラックにはバックカメラはついていませんでした。
後方確認をしていなかったのか、死角に気づけなかったのか——
いずれにしても、「カメラがついていれば防げたかもしれない」と誰もが感じる事故でした。
トラックにバックカメラがついていない場合の対処法
カメラがついていない会社は正直ヤバい
基本的にトラックドライバーは一人作業です。
なのにバックカメラすらついていないというのは、安全意識が低すぎる証拠。
誘導者もいないのに、死角のままバックさせるのは危険すぎます。
僕だったら、そんな会社は即辞めます。
どうしても辞められないなら、自腹でもつけるべき
もし「会社は好きだし辞めたくない」「今すぐは転職できない」という場合でも、自分の身は自分で守るべきです。
僕なら自腹ででもバックカメラを買って取り付けます。
「でも取り付けって難しそう…」
「配線とか苦手なんだよな…」
そう思っているあなたにおすすめしたいのが、次のタイプです。
自分でも簡単に取り付けられる!おすすめバックカメラ
無線タイプのバックモニターが超便利!
配線が面倒、取り付けが不安という人にピッタリなのが、無線タイプのバックカメラです。
最近は画質も良く、電源をつなぐだけで簡単に使えるモデルが増えてきています。
実際、僕の周りでもこういう無線タイプを選んでいる人は多いです。
人気モデルの特徴(例)
- 無線接続で簡単取り付け
- 夜間も見やすい赤外線LED搭載
- 防水・防塵で全天候対応
- 価格:約12,000〜18,000円
- 評価:Amazonレビュー★4.3以上
こんな商品を選べば、安全性はもちろん、作業効率もぐっと上がりますよ。
まとめ、バックカメラは命を守る装備です
バックカメラは、贅沢品じゃありません。
命を守るための最低限の装備です。
目視や経験に頼りきる時代はもう終わりました。
今バックカメラがついていないなら、迷わず導入を考えるべきです。
事故を未然に防ぎ、安心して働ける環境を自分で作っていきましょう!
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