とらっく

【絵本レビュー】乗り物好きな子にぴったり!バイロン・バートンの『とらっく』

僕には3歳になる息子がいます。

つい先日、一緒に近くのTSUTAYAに行ったときのこと。

絵本でも買ってあげようかと店内を見て回っていたら、ふと目に留まった一冊がありました。

その名も——

『とらっく』

とらっく


作・絵:バイロン・バートン

太い線と鮮やかな色で描かれる、トラックの世界

この絵本、とにかく目を引くんです。

太い黒い線と明るい色使いで、子どもの目にすっと入るデザイン。

まだ文字が読めない子どもでも、絵だけで楽しめるように工夫されています。

内容はとてもシンプル。

荷物を積んで走るトラックが、どんな仕事をして、どんなところを走っていくのかを、優しい言葉とともに描いています。

乗り物好きな子にはたまらない一冊ですね。

バイロン・バートンってどんな人?

実は僕も調べてみたんですが、あまり詳しいプロフィールは出てきませんでした。

ただ、バートンの絵本は世界中で翻訳されていて、特に「のりもの絵本シリーズ」は定番人気のようです。

たとえばこのシリーズには他にも:

  • 『でんしゃ』
  • 『ひこうき』
  • 『ふね』

といったラインナップがあり、どれもシンプルで分かりやすい構成になっています。

もちろん一冊ずつ購入もできますが、『バートンののりものえほん(全4巻)』としてまとめ買いも可能です。

贈り物にもおすすめですね。

息子の反応と、父としての気持ち

僕は普段、大型トラックの運転手として働いています。

だからこそ、この『とらっく』という絵本に親近感を覚えましたし、息子にも読んであげたくなったんです。

読み聞かせてみると、息子は目をキラキラさせて夢中に。

……その数日後、幼稚園で「将来の夢は?」と聞かれて、「トラック運転手!」と答えたらしいです(笑)

うれしいような、心配なような。

本音を言うと、「やめとけ〜!キツいから!」って思っちゃいますけどね。

でも、それだけ僕の仕事に興味を持ってくれたのは、ちょっと誇らしかったりもします。

最後に、『とらっく』は親子の会話が広がる絵本

子どもにとって「働く車」は憧れの存在。

特にトラックは大きくて迫力があるからこそ、絵本を通じてその世界を知れるのは楽しい体験になります。

親の職業と絵本がリンクすることで、より深く理解が進んだり、興味を持ってもらえるのもいいところですね。

乗り物好きのお子さんがいる方、ぜひ『とらっく』を手に取ってみてください。




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トラ介現役トラック運転手/ドライバー歴20年以上のベテランです!
このブログでは、地場から長距離まで経験してきた僕が、リアルな現場の働き方・悩み・収入事情をぶっちゃけています。無事故20年継続中! かつては運送業界の闇も経験しましたが、今では家族を支える高収入ドライバーに。 以前は「トラックドライバー総合情報サイト・ブルル」でも執筆経験あり。 「これから運送業に入りたい」「今の働き方に不安がある」という人に向けて、現場のリアルを届けます!