どうも!大型トラック運転手のトラ介です。
僕は大手運送会社の“庸車(協力会社)”として働くドライバーです。
いわば下請けの立場で、大手の自社ドライバーとは別枠になります。
この“庸車”という立場、実はかなり複雑なんです。理不尽な扱いを受けることも多くて……
庸車は立場が弱い?現実はこうです
庸車で働いていると、こんなことが日常茶飯事です。
- 自社ドライバーにあいさつしても無視される
- 嫌な荷物ばかり回される
- 理不尽なことで怒られる
- 「なんでこっちが下手に出なきゃいけないの?」って感じる瞬間ばかり
もうほんと、
「てめぇー!こんにゃろー!!(#`皿´)」
って言いたくなるようなこと、しょっちゅうです(笑)。
それでも僕がこの仕事を続けている理由、知りたくないですか?
本当に可哀想なのは“大手の自社ドライバー”
正直言います。
自社ドライバーの方々って、ある意味で“可哀想”です。
なぜなら――
- 嫌な荷物に当たったら「わーわー」騒げばどうにかなると思っている
- 実力も根性も、現場で鍛えられる力もあまりついてない
- 給料が安いのに、社内販売のノルマ(手出し)まである
- 意味のないミーティングが多い
- 班制度に縛られて、自由に仕事ができない
- 誰かのミスで班ごと怒られる
- 運行管理が厳しくて長距離走れない
挙げだしたらキリがありません。
「自社便=会社の主役」みたいな顔をしていても、実際の現場は庸車の方が多数派だったりします。
これ、嫌味じゃなくて、本気で思ってるんです。
「大手にいるだけで安心」って時代は、もう終わってますよ。
僕が庸車で良かったと感じる理由
一方で僕たち庸車ドライバーは――
- 自分の力で嫌な荷物にも対応できる
- 現場で鍛えられるので実力がつく
- 根性・体力・判断力がしっかり身につく
- 給料が高めで社内ノルマもなし
- 無駄な会議も班制度もないから気楽
- ミスしても誰かの責任に巻き込まれない
- 長距離案件も取れるから稼げる
そして何より、「自分で切り開く」仕事ができるんです。
確かに、甘えは一切許されません。
でもその分、ドライバーとしての実力は本物になります。
「大手ドライバー=安定」って本当に正しいの?
いまだに「大手のドライバーだから安心」「正社員だから安定」って思っている人、多いですよね。
でも現場を知れば知るほど、その“幻想”は崩れていきます。
- ノルマに追われ
- 気を使うだけの班制度に縛られ
- 自由な働き方もできない
- 給料も見合ってない
- 実力も身につかない
“肩書き”にしがみついた結果、損をしている人が多いんです。
今こそ、庸車という働き方を見直すべき
庸車はこれからもっと増えていくと言われています。なぜなら、
「扱いやすく、コストもコントロールしやすい」から。
企業にとってもメリットが大きいんです。
それに現場を支えているのは実力のある庸車ドライバーたち。
事務職の人たちも、内心では「庸車様様」なんですよ。
【まとめ】僕が言いたいことはこれです
大手の運送会社で消耗しているドライバーの皆さん。
その働き方、ほんとに納得していますか?
偉そうにしたいなら自社便が向いてるかもしれません。
でも、ドライバーとして力をつけて、自由に稼いでいきたいなら庸車という選択肢を真剣に考えてみてください。
庸車の僕たちが、あなたの世話をしてる現実、忘れないでくださいね。
最後にひとこと。
ジュースでも買ってあげるから、もうちょっとお仕事がんばってくださいね〜(о´∀`о)
はじめまして。運送業に興味が有り、中型免許とフォークリフト資格を取得したのですが、入った運送会社が精密機械の運送搬入搬出等々の会社で、理想の運送業とはかけ離れています…
とは言え、トラック経験も無いので、ごくたまに運転の練習をさせてもらえるんですけど、運転を主にする会社に入ってれば毎日運転させてもらえる可能性もあったのかな~とも思います…
ブログ主様はトラックの運転に慣れたなって思ったのはどのくらいしてからでしたか?
僕は、末端の運送会社から大手運送会社、一般の会社配送まで経験しています
考え方は人それぞれかと思います
それを踏まえた上で、ドライバーはどこの会社でも使い捨て的な考えはあるし、運賃のピンハネで下請けの会社程労働環境は厳しい
気が楽=それなりの代償
僕は大手で給料安いけど、手当あるし、少なくても昇給とボーナス 退職金があるので
あと休みしっかりあるので時給で換算したら、傭車やっている時は時給700円くらいでしたが、今は1400円くらいなのでかなりよくなりました
まぁ、会社にもよりますが
大手企業の専属の配送が1番安定しています
自社と協力会社乗務員が揉め事を起こしまして、色々調べているところこのブログに辿り着きました。
製造工場で配送に携わる監督職の者です。
庸車サイドの気持ち、環境などものすごく共感出来るものがありました。また拝見させて頂きます。