どうも、トラ介です。
先日、親戚が引っ越しをすることになり、手伝いに行ってきました。
業者には依頼していたので、引っ越し先の片付けから参加したんですけど、業者の作業ぶりにはちょっと驚きました。
引っ越し作業員、養生くらいしっかりしろよ!
引っ越しって、新しい生活を始める大事なタイミング。
特に、引っ越し先が新しいマンションだったりすると、養生はしっかりやって欲しいものですよね。
養生とは、壁や床、扉などに傷をつけないようにするための保護作業で、引っ越しの基本ともいえる作業です。
でも、現場で見た光景はかなりビックリしました。
業者は、玄関の扉だけ養生して、通路部分には何もなし。マットが1枚敷いてあるだけで、あとはそのまま荷物の移動が進んでいました。
荷物も4トン車いっぱいあって、動かすのもかなり多いのに、通路の養生を一切しないってどういうこと?
養生料金、しっかり請求されるのに……
引っ越しの見積もりには、養生料金がきっちり書かれています。
値引きの交渉でもこの部分は文句を言わずに払うわけですよ。で
も、実際には作業員が手を抜いている。
これじゃ、営業マンが説明した内容と全然違うじゃないですか。
僕のような元引っ越し業者からすると、これは「業者としての誠意が足りない」と感じてしまいます。
営業マンは「養生はしっかりやります」と言って、お客さんを納得させて契約を結んでいるのに、実際に作業に入ると「まあ、これくらいなら大丈夫だろう」という感じで手を抜いてしまう。
結果、お客さんは期待していたサービスが受けられず、信頼も失われてしまいます。
こうした対応が続くと、業界全体に対する信頼が下がってしまうんですよ。
引っ越しは大きな出費であり、荷物を運ぶことだけが目的ではなく、「安心して任せられること」こそが最も大切なポイントです。
それでも、荷物の扱いは上手かった
結果的には、部屋には傷一つつきませんでした。
作業員がかなり気を使って荷物を扱っていたからだと思います。
でも、それでも養生はちゃんとしてほしいですね。
もし荷物が運ばれる際に壁や床に傷がついていたら、その後のトラブルに繋がることは間違いなしです。
しかも、これから入居する新しい住民にとって、最初の印象が最悪になってしまう。
引っ越し業者には「しっかりとした作業」を期待するのが当然のことなんです。
養生なしのリスクとは?
養生をしないことで起こるリスクは、もちろん傷をつけるだけではありません。
例えば、大きな家具や家電を搬入するとき、壁やドアにぶつかる可能性が高くなります。
そうすると、物理的なダメージだけでなく、精神的にもお客さんの信頼を失ってしまうことになるんです。
また、特に高級な家具や、まだ包装を開けていない家具が傷ついたりすると、取り返しがつかない問題にもなり得ます。
これが「養生」ひとつで防げるのであれば、しっかりやるべきです。
引っ越し屋の仕事、やっぱり面白い
僕は長年引っ越し屋で働いてきたので、こういう現場を見ると、改めて引っ越し作業に対する思いがよみがえります。
引っ越し作業はただ荷物を運ぶだけの仕事ではなく、様々な工夫や気遣いが求められます。
たとえば、家具が傷つかないように工夫して包んだり、エレベーターの使い方を考えて効率よく運んだり、見えない部分での仕事が大事なんです。
これらは全て、お客さんに「安心して任せられる」と思わせるための工夫です。
今後も引っ越しに関する思い出や気づきは、ブログに書いていこうと思います。
もし自分が引っ越し業者を選ぶ立場だったら、どういう点を重視して選ぶべきか、そういったアドバイスもしていきたいです。
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