大雨でも走るトラックドライバー

大雨で通行止め…トラック運転手は寝る時間もない|配送遅延とクレームの現実

お疲れ様です。

現在、猛烈な雨の影響で全国的に交通インフラがマヒしていますが、今日もトラック運転手としてフル稼働してきました。

高速道路は通行止め。

ルート途中で強制的に下ろされ、仕方なく下道に回るものの、そこも大渋滞。

配送は大幅に遅れ、休憩もまともに取れず、結果的に僕の睡眠時間はわずか2時間になってしまいました。

今日はもともと仕事が立て込んでいたうえに、家にも帰れないスケジュール。

そんな日に限って、この“天災”。

完全に気力勝負の一日でした。

雨の影響で仕事が休みになる運転手も

今回の大雨によって、荷主側が荷物の出荷をストップしたという話も聞いています。

僕の会社でも数人のドライバーが「今日は待機」という状態に。

うらやましい話ではありますが、それはそれで収入に響いてしまうのが歩合制の難しいところ。

一方で僕のように「動く仕事がある=走らざるを得ない」状態のドライバーは、睡眠時間を削って走行せざるを得ないのが現実です。

雨や雪で荷物が遅れると、なぜか怒鳴られる…

今回の雨に限らず、自然災害が起きると必ず問題になるのが“荷物の遅延”です。

例えば今年の2月、大雪で多くの道路が通行止めになった際には、荷物が予定通り届かないことがありました。

高速道路はストップ。

下道も寸断。

どう考えても間に合わない状況でした。

それでも、荷主のところには怒り狂ったお客さんが押しかけてきて、怒鳴り散らしていたそうです。

事務所の方が何度も説明しても、「聞く耳持たず」。

誰が悪いわけでもないんです。

僕らドライバーは、命を懸けてその荷物を届けようとしているのに、そんな現場を知らない人には理解されない。

トラック運転手は「命がけ」で働いている

雨や雪、地震などの自然災害が発生すると、まず影響を受けるのが運送業界です。

  • 道路が封鎖される
  • 荷主が出荷をストップ
  • 運転手は予定変更に追われる
  • でも、スケジュールは変わらない

特に歩合制の運転手は「休めば収入が減る」「動けばリスクが増える」という板挟みにもなります。

天災が起きれば起きるほど、トラック運転手は寝る時間が減り、体への負担は増します。

それでも、できるだけ荷物を遅らせないよう、みんな必死で頑張っているんです。

天災に対して、もっと“理解”をお願いしたい

最後に、どうかお願いです。

自然災害による配送遅延には、少しだけ“寛容さ”を持っていただきたいと思っています。

僕たちトラック運転手は、ただの運び屋ではありません。

時に眠気と戦いながら、時に通行止めを乗り越えて、どうにかして皆さんの元へ荷物を届けようとしています。

今回の大雨も、2月の大雪も、数年前の熊本地震の時もそうでした。

いつも誰かが責められる。立場の弱い僕たち現場のドライバーや、事務所の人間です。

でも、本当に悪いのは「天災」であって、「誰かのせい」ではないはずです。

まとめ:天候や災害で変わる運送業界の現場

  • 雨や雪によって通行止めが発生すると、ドライバーは大幅なルート変更を強いられる
  • 睡眠時間や体力を削ってでも配送に間に合わせようと必死に動いている
  • 荷物の遅れは避けられない場合もあるが、現場では命懸けで仕事している
  • 天災による遅延については、もう少し理解を広めてほしい
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今の働き方、このままでいいのかな?

子供が生まれ、ブラック運送会社に勤め、貧乏だった僕の人生を変えたのは後輩のたった一言でした。

「うちの会社来ませんか?」

寝る暇もなく長距離を走り、給料は手取り16万。地獄のような日々を過ごしていました。 でも環境を変えたことで、今では手取り50万円前後。 家(新築)も車(500万)も買い、今では生活は安定しています。

もし今、不安や不満を感じているなら、行動しないと何も変わりません。 自分に合った環境は、探せばきっとあります。まずは選択肢を知ることから、始めてみてください。




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トラ介現役トラック運転手/ドライバー歴20年以上のベテランです!
このブログでは、地場から長距離まで経験してきた僕が、リアルな現場の働き方・悩み・収入事情をぶっちゃけています。無事故20年継続中! かつては運送業界の闇も経験しましたが、今では家族を支える高収入ドライバーに。 以前は「トラックドライバー総合情報サイト・ブルル」でも執筆経験あり。 「これから運送業に入りたい」「今の働き方に不安がある」という人に向けて、現場のリアルを届けます!