どうも、トラック運転手のトラ介です。
みなさん、公道を走っていて「この運送会社、なんか毎回運転マナー悪いな…」って感じたことはありませんか?
僕は正直、何度もあります。
しかも不思議なことに、そういう会社って、運転手が違っても同じような荒い運転をしているんですよね。
同じナンバーじゃない、同じ人でもない、それなのに“マナーの悪さ”だけは共通してる。
結論から言います。
運転マナーの悪い会社は、会社そのものが終わってます。
運転マナーは「会社の教育レベル」を映す鏡
トラック運転手の運転スキルやマナーって、もちろん本人の意識も大事です。
でもそれ以上に、会社の教育やしつけがあるかどうかで、全体の質がガラッと変わります。
- しっかり教育している会社は、安全意識が高く、事故も少ない
- 放置している会社は、無法地帯。事故やトラブルが多い
つまり、「うちの会社、ドライバーのレベル低いな…」って感じるとしたら、それはもう教育体制のせい。
運転マナーが悪い会社は、指導もなければ、注意もない。
誰が何をしてもスルー。間違っても誰も止めない。
そんな職場、まともな人はどんどん離れていきます。
実際に起きた「スペアタイヤ落下事故」が物語る現実
ちょっと思い出してほしいんですが、去年の中国自動車道で起きたスペアタイヤ落下事故、覚えていますか?
実際にニュースで報道されていた内容によると、高速道路で落下したのはトラックのスペアタイヤで、そばにはそれを固定するチェーンや金具も落ちていたそうです。
原因は、固定器具がサビついていて、完全に壊れてしまっていたとのこと。
しかも、その運送会社は「来年には交換する予定だった」と話していたそうで、要するに「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにしていたわけです。
報道では会社名までは出ていませんでしたが、トラックにはうっすらモザイク。
でも、僕ら現場のドライバー仲間の中では「あの会社だろうな」と察しがつくレベルの有名な会社でした。
高速でバンバン速度オーバー、強引な車線変更…
運転マナーが本当にひどくて、僕も何度も目撃していました。
その会社がスペアタイヤを落としたって聞いたとき、誰も驚きませんでした。
「あー、やっぱりね。あの会社じゃ不思議じゃないわ」
そんな声がほとんど。
日常点検すらできない会社に未来はない
スペアタイヤの落下って、正直「整備不良の最たる例」ですよね。
しかも「来年交換する予定だった」って…。
命を乗せて走ってるトラックで、そんな“先延ばし”が通用すると思ってる時点でアウトです。
つまりこの会社は、
- 点検しない
- 整備しない
- 教育しない
の“三拍子”が揃った、まさに運送会社のダメな典型。
特に新人ドライバーがこんな会社に入ってしまったら…
やり方を教えられないまま放置。
本人の人生ごと台無しになりかねません。
【結論】マナーの悪い会社ではドライバーも損をする
結局、運送業界で働く以上、会社の質=あなたの働きやすさ・安全・将来に直結します。
運転マナーが悪い会社って、それだけで世間の目も厳しくなるし、事故のリスクも跳ね上がる。
自分のミスじゃなくても、同じ制服・同じトラックを見ただけで「アイツもどうせ…」って思われるのは、本当に損です。
おわりに:会社は“選ぶ時代”になった
今の時代、運送業界は人手不足。
だからこそ、ドライバーが「選ぶ側」になれるチャンスでもあります。
- 教育がしっかりしているか?
- 点検・整備を真剣にやっているか?
- マナーの良い仲間が揃っているか?
こういう基準で会社を選べば、あなたのキャリアは間違いなく良い方向に進みます。
「しょうもない会社」は、働く人をダメにする。
どうせなら、胸を張って働ける環境を選びましょう。
この記事のまとめ
- 運転マナーが悪い運送会社は、教育が機能していない
- スペアタイヤ落下事故のような整備不良は、無関心の象徴
- そんな会社で働いても、ドライバーが損するだけ
- 今は“選ばれる側”じゃなく、“選ぶ側”になれる時代
- 自分の未来を守るためにも、会社選びは慎重に
僕は自転車にしか乗りませんが、ドライバーの中には車道を走る自転車を邪魔に思い、わざと幅寄せしてくる人もいます。
以前はトラックが間隔を5センチ程度しか開けずに追い越しをかけてきて死にそうになりました。ナンバーを警察に通報しましたが無傷だったためナンバーから持ち主の検索を行ってくれませんでした。
そのようなドライバーには関わりたくないですね。よけてさっさと先に行かせるようにしています。