高速道路を走行中、あるジャンクションで前方に合流してくる車を発見。
このままだとスムーズに合流できなさそうだったため、プロとして安全第一を考え、僕は追い越し車線に車線変更しました。
すると、はるか後方にいたボロい営業車が加速してきて、追い越し車線にいた僕のすぐ後ろにピタッと張り付き、露骨な煽り運転を開始。
「おいおい、なんでやねん…」
こっちは合流を助けるために避けただけなのに。
煽り運転の原因は“営業車あるある”?
その営業車、助手席にはサラリーマンらしき人物が乗っていて、僕が走行車線に戻った瞬間に睨んでくる始末。
もう完全にトラブル案件。
そこでふと感じたんです。
「営業車って、運転荒い人多くない?」
もちろん全員がそうとは言いません。
でも、仕事中の営業車がスピード超過、車間距離ゼロ、割り込み…っていうのは、実際よく見る光景です。
営業車の運転が荒くなる理由とは?
サラリーマンって、普段から上司や取引先に頭を下げまくってるじゃないですか。
そのストレスが、ハンドルを握った瞬間に爆発してるように見えるときがあるんですよね。
「ペコペコしてる分、運転くらいは自分勝手でいたい」
そんな心理があるのかも。
でも、こっちはプロドライバー。
事故=責任。命も仕事もかかってます。
リミッターが“感情”まで抑えてくれた話
正直言うと、あのとき僕のトラックにスピードリミッターがついていなかったら、かなり危なかった。
ムカついたままアクセルを踏み込んでたかもしれない。
でも、90km/hで頭打ちのトラック。
スピードは出せない。
だから、逆に冷静になれた。
あの瞬間、心のブレーキになってくれたのは、まさにリミッター。
「トラックにリミッターがあってよかった」って本気で思いました。
プロドライバーから“素人ドライバー”へのお願い
煽り運転って、やってる本人は気づいてないことが多い。
でも、やられた側は心臓バクバクです。
仕事中に急いでるのはわかるけど、荒い運転をすることで結果的にトラブルや事故につながるリスクが高くなる。
そして最終的には自分自身がもっと頭を下げる羽目になるんです。
それって、余計ストレスじゃないですか?
運転マナーも“営業スキル”の一つ
ビジネスマナーには「身だしなみ・言葉遣い・表情」など色々ありますが、運転も立派なビジネスマナーの一つです。
お客さんとの約束に遅れないように、焦る気持ちは分かります。
でも、焦っても事故ったら元も子もない。
ぜひ「運転こそ名刺」という意識を持って、ハンドルを握る時も“ぺこりマインド”を忘れずにいてほしいなと思います。
まとめ|煽り運転より、譲り運転がカッコいい
今回の件で思ったのは、「運転に余裕がある人ほどカッコいい」ってことです。
煽るより、譲る。
威圧より、配慮。
それができる人って、仕事でも信用されてるはず。
ハンドルの握り方ひとつで、人間性が出ます。
僕らトラックドライバーも気をつけますので、サラリーマンの皆さんも、どうか“公道での品格”を忘れずに!
いやー、こういうの書くとスッキリするね!
追記:煽り運転されたときの対処法
- 無理に張り合わない、すぐ走行車線へ戻る
- ドライブレコーダーは必ず装備しておく
- ナンバーや車種を覚え、状況次第では通報も検討
- 運送会社にも報告して、バックアップ体制を作る











確かに営業車って物凄い勢いで飛ばしていったり、信号を当然のように無視したりして運転が荒い人が多いですよね。ストレスたまってるんでしょうか…。きっとこういう人が神奈川であったような事故を起こすんでしょうね