こんにちは、トラック運転手のトラ介です。
突然ですが、トラック運転手として給料を上げるための一番手っ取り早い方法って、なんだと思いますか?
答えはシンプル。
「運送会社を変えること」です。
もちろん、どこでも稼げるわけじゃありません。
会社ごとに稼げる限界って決まってるんですよね。
だからこそ、僕は昔から「求人広告を見ること」が習慣になっています。
求人を見るときは、給料や待遇はもちろんチェックします。
でも、それと同じくらい僕が注目しているのが「写真」なんです。
求人広告に載っている写真、ちゃんと見てますか?
運送会社の求人には、会社の外観、ドライバーが並んでいる姿、トラックの写真など、いろんなバリエーションがありますよね。
写真ひとつで「この会社、なんかいいな」と思うこともあるし、「うーん、ちょっと違うかも…」と感じることもあります。
じゃあ、もし未経験の人がその写真を見たらどう思うのか?
ちょっと想像してみてください。
「未経験者歓迎」なのに入りにくそうな雰囲気、出てない?
今どき、どこの運送会社も人手不足。
僕が働いている会社も例外じゃなくて、ドライバーは日々かなりハードなスケジュールで動いています。
そんな中で「未経験者歓迎」とうたっている求人広告って多いですよね。
未経験者からすると、そういう言葉には安心感があります。
興味もわくでしょう。
でも、写真を見ると…
従業員がズラッと並んで、全員腕組みして無表情。
しかもサングラスに茶髪、ピアス、ダボっとした服装の人たちが目立つ。
いやいや、怖すぎません?(笑)
スーツを着てオフィスで働いていた人が転職しようとしているとしたら…
その写真を見た瞬間、こう思うはずです。
「僕、この会社に馴染めるかな〜。」
人は見た目で判断してしまう
もちろん、実際にその人たちがいい人かどうかなんて、求人広告を見ただけじゃ分かりません。
でも、未経験の人や気の弱い人は「この職場、怖そう…」と思ってしまうのが普通です。
いくら待遇が良くても、「雰囲気的に無理そう」と感じたら応募してもらえません。
求人広告の写真って、実はめちゃくちゃ重要なんです。
僕の先輩(社長)の話が印象に残っている
少し昔の話ですが、僕は先輩が立ち上げた運送会社の求人に関わったことがあります。
その時、先輩が選んだ写真は…
ちょっと弱々しい従業員が、ニコッと笑っているだけの一枚でした。
理由を聞いてみたら、こう言ってました。
「こういう人でも笑って働けるってことを伝えたかったんだよ。
これ見た応募者が“この人ができるなら自分もできそう”って思えるだろ?
しかも舐めてかかってきそうで面白いじゃん(笑)」
要は、「敷居を下げて応募数を増やすため」にその写真を選んだわけです。
結果として、多くの人が応募してくれて、数名を採用できたそうです。
僕はこのやり方、すごくいいと思いました。
求人写真で「選ばれる会社」になるかが決まる
運送会社の求人って、給料・待遇を前面に出すのも大事だけど、それだけじゃ弱いです。
いかに「この会社ならやれそう」と思わせられるか。
いかに応募者にとって“敷居が低く”感じるか。
それが超・重要。
なのに、いかついドライバーをズラッと並べた写真を使って、逆に応募のハードルを上げてる会社、めちゃくちゃ多いです。
本当にもったいないなと思います。
まとめ、写真ひとつで、未来のドライバーを逃しているかも
未経験者に安心感を与える写真。
応募の敷居を下げる写真。
その意識があるかどうかで、応募数も人材の質も大きく変わると僕は感じています。
だから、これから求人を出す運送会社の方にはこう伝えたい。
いかついドライバーの写真をわざわざ載せる必要、ありますか?
せっかく「未経験者歓迎」って書くなら、それに合った“写真の雰囲気”にも気を配ってほしい。
それが結局、会社の未来を左右すると思うんです。
自分も未経験から大型ドライバーの会社に転職が決まりました。求人の写真や雰囲気など情報が多く載せている企業の方が応募したいと思います。未経験からだと少しでもどんな会社か理解したいので。
ブログはとても勉強になりいつも楽しみにしています、頑張ってください!