
40代でトラック運転手への転職について思うこと、伝えたいこと
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前職が不景気で、高収入を求めてトラック運転手に転職したい!!
と、僕の勤めている運送会社に入社してくる人は多くいます。
しかし、すぐに辞めてしまう人もまた多いです。
特に40代の人はほぼ全滅です。
なぜこんなに辞めてしまうのでしょうか??
今日はこれから40代の方でトラック運転手に転職したい方に向けて、僕なりにメッセージを送りたいと思います。
40代でトラック運転手に転職は無理がある?

いやいや、そんなことはないです。
ただトラック運転手の中でも選ぶ仕事内容を間違えているだけです。
特に僕がやっている、大型トラックを使っての路線ドライバーはきついです。
ちなみに路線ドライバーとは大型トラックやトレーラーで、店から店への荷物の輸送をするドライバーのことです。
つまり、お客さんと接することはないのですが、主に手積み手おろしのため、気楽ですが体力勝負になります。
繁忙期なんてずっとこの仕事をしている僕ですら体がボロボロになってしまいます。
それだけ過酷なのに、いきなりやれなんて無理に決まっています。
よっぽど体力のある人か、要領がよくないと勤まりません。
こういう仕事は肉体労働をまったくしたことのない方にはおすすめできません。
全く荷物をあつかったことの無いような人はルート配送や一般、かご台車を使っての仕事内容を選ぶべきです。
また、フォークリフトの免許を取得し、パレット積み、パレットおろしの仕事を選ぶようにしてください。
荷主によってはパレットに荷物を組むところからスタートすることもありますが、中には最初から荷物が積んであって、荷主がすべて準備してくれます。
至れり尽くせり、積みおろしまでしてくれるところだってあるんですから。
ただ運転することだけが仕事みたいな。
僕の知り合いのドライバーで、そんな内容の仕事をしている人がいますが、週6日勤務の地場ドライバーで、給料が30万を超えています。
拘束時間も10時間未満。
夏場でも一汗すらかかないといっていました。
僕がお金を必要としていなければ間違いなくそんな仕事を選びますね。
横のり期間が長い!てか覚えが悪い
40代の方、ごめんなさい(゜ロ゜)
僕が出会ってきた人が悪いのか、正直に言わせもらいます。
素直に人の意見を聞くことのできない人が多いような気がします。
僕もたまに教育係をするのですが、以下のことに該当する人はまず続かないです。
挨拶ができない
職業柄こういう人が集まりやすいのかな??
先輩社員を年齢でみている
つまり年下だったらいきなりため口を聞いてくる人もいます。
そんな人には
truckerって言っちゃいます。
プライドが高い
人に『聞く』ということができない。
なんとなくやっていれば誰か教えてくれるだろう感が半端ない。
この世界、やる気を出し、そういう姿勢を周りに見せなければ何も教えてくれないことだってあります。

仕事と年齢は別、40歳だろうが新人は新人。
人生色々な経験をして、結果としてトラック運転手の門を叩くことになった。
だから今まで経験はこの仕事に持ち込まず、もう一度ゼロからやり直すぐらいの気持ちでこないとダメですよ。
教えてもらう時も、メモ帳とペンを持ちメモを取るぐらいの気持ちがなければ、いつまでたっても横乗りも終わらないし、一人前になることはできません。
中途半端な実力で現場に放り出され、うまくいかず辞めていくのが目に見えます。
この仕事は単縦な仕事。
でも、そんな単純な仕事だからこそ実力の差がはっきりとでます。
「基本ができている」「できていない」が周りはすぐに判断できます。
学ぶ姿勢を全面に出して頑張ってください!!
トラック運転手に転職することに何を求めているかを再確認して欲しい
世の中好きでトラックに乗っている人って僅かだと思うんです。
僕は高収入を目指してトラック運転手になりました。
高収入を得るのは簡単ではありません。
だから
『きつい』
ということを我慢できます。
気楽さや楽さを求めているなら稼げませんが、そこを追求すればいくらでも楽は出来る職業だと思います。
きついと収入は比例します。
稼ぎたいと思うのであれば覚悟して転職した方がいいです。
最後に一言
トラック運転手は甘くないですよ!
でもこの不景気な世の中でも稼ぐことはできます。
最初は地場ドライバーでトラック運転手のスキルを学び、さらに稼ぎたいのであれば長距離ドライバーを目指して精進してください!!
でも、過剰に頑張りすぎず、無理はしないでくださいね。
事故を起こせば大変ですからね!!