どうも、トラック運転手のトラ介です。
僕は毎晩、地場の大型トラックに乗って荷物を運んでいます。
仕事は地味だけど、日本の物流を支えてるという誇りを持って、ハンドルを握っています。
さて、今日はちょっと見た目の話。
僕の働いている会社では、制服もありますし、みんな比較的きちんとした格好で仕事にあたっています。
でも、街中や高速のSAなどで見かける他のドライバーの中には、茶髪にロン毛、無精ひげに大きなピアス、Tシャツにジャージ姿といった、まるでプライベートのような出で立ちの方もいます。
もちろん、それが許されている会社であれば、それはそれで問題ないんです。
ただ、僕は一つの疑問を感じてしまうんですよ。
「それで本当にいいのか?」
と。
トラック運転手はやんちゃ? いまだに根強い昔のイメージ
トラックドライバーという仕事は、昔から「荒っぽい」「怖い人がやっている」「学歴がない人の仕事」といった、ネガティブな偏見がついてまわります。
僕自身はこの業界で15年以上やってきて、そんなイメージは現実とはかけ離れていると感じています。
真面目で几帳面な人、家族想いで温厚な人、安全運転を徹底している人…
そういう人が意外と多いんです。
でもね、見た目でその努力や人柄が伝わらないのがもどかしい。
服装や髪型が自由だからといって、あまりにラフな格好をしていると、「ああ、やっぱり怖そう」とレッテルを貼られてしまう。
どう見られてる?見た目がもたらす“損”
僕らは基本的にお客さんと直接接することが少ない仕事ですが、それでも見た目が原因で社会からの信用や評価が下がることがあります。
たとえば、僕が最近見かけた40代くらいのドライバー。
茶髪、無精ひげ、大きなゲージのピアス。
おそらく仕事ぶりは真面目な方なんでしょう。
でも、スーパーの駐車場でトラックの横に立ってるだけで、通りすがりの人が避けるように歩いていたのを見ました。
「見た目が原因で警戒されてしまう」のは、やっぱり損ですよ。
見た目と中身が一致しないことを、僕ら自身がもっと意識していかないと、いつまでも世間の偏見は変わらないままです。
SNSにあふれるギャップの声と僕の実体験
SNSでは、こんな投稿をよく見かけます。
- 「怖そうな運転手さんだったけど、荷物を運ぶときすごく丁寧だった」
- 「道を聞いたら、笑顔で対応してくれてびっくりした」
- 「トラックドライバーって優しい人が多い。外見で損してるよね」
実際、僕の職場にもいますよ。
タトゥーが入ってて見た目はイカツいけど、現場では一番あいさつが丁寧で、気遣いができる人。
事故で動けなくなった車を見かけたら、トラック止めて交通整理してた同僚もいます。
そのときだって、通りすがりの人には「えっ、あの人が…?」と驚かれてました。
これが現実なんです。
「見た目と中身のギャップ」って、僕ら業界人にとっては当たり前。
でも、世間にはまだまだ伝わっていない。
プロとしての自覚、見た目でも伝えていこう
もちろん、服装や髪型は個人の自由です。
ただ、僕はこう思うんです。
「“自由”には“責任”がセットでついてくる」
と。
見た目がプロっぽければ、少なくとも最初の印象は良くなる。
誰かに道を聞かれたとき、得意先に顔を出したとき、コンビニで荷下ろしをしているとき…。
そういう場面で「あの人、きちんとしてるな」と思ってもらえるのって、実は結構な“得”なんです。
見た目が与える影響を少し意識するだけで、トラックドライバーという仕事の社会的イメージは確実に良くなっていきます。
目指すは「中身も見た目もプロな運転手」
僕は、見た目は穏やかに、中身は職人気質でを目指しています。
あいさつ、丁寧な運転、現場での礼儀。
そういう基本的な部分をしっかりこなしながら、外見でも「信頼できる人」と思ってもらえる存在でありたい。
「トラック運転手=やんちゃ」ではなく、「トラック運転手=頼れる、かっこいい」そんなふうに思ってもらえるように、僕らが変えていきましょう。
まとめ:見た目で損しないように、選べる“プロらしさ”
- 見た目が原因で損している場面は意外と多い
- SNSでも“見た目と中身のギャップ”に驚く声多数
- 自由な服装こそ、責任とプロ意識が必要
- 印象で避けられるより、信頼されるドライバーに
- 僕らが変われば、世間の目もきっと変わる
トラック リミッター
で検索して辿り着きました。
一気に楽しく読まさせてもらいました。
が、更新が止まってるのが気になります。
truckerさん、元気にしてるのでしょうか?