引っ越しって、どうしてこんなにお金がかかるんだろう…と思ったことはありませんか?
実は、少し工夫をするだけで数万円もお得に引っ越しすることができるんです。
僕は今、大型トラックドライバーとして働いていますが、以前は約10年間、引っ越し業界で現場作業と営業の両方を経験してきました。
その経験を活かして、営業マン目線・現場のリアルな裏側を踏まえた
「誰でも実践できる節約テクニック」
をお伝えします!
引っ越し料金の内訳とは?まずは全体像を知ろう
引っ越し料金は、以下の要素の合計で決まります。
- 人件費(作業スタッフの人数)
- トラックの貸切代(金額はサイズ・日付によって変動)
- 資材代(段ボール・ガムテープなど)
- オプション料金(箱詰め、開梱、電気工事など)
この中で特に金額に大きく影響するのが、「人件費」と「トラックのサイズ(貸切代)」です。
つまり、ここをうまく調整できれば料金をグッと下げることができます。
トラックのサイズを小さくして料金を抑える
荷物の量じゃなく「トラックに乗るか」がカギ!
引っ越し料金は荷物の“量”ではなく、「どのサイズのトラックを使うか」で決まります。
見積もり時に家具・家電をリストアップし、どのトラックに載せるかが判断される仕組みです。
段ボールひとつ分はみ出しただけで、ワンランク上のトラックになり、
作業員の人数も増える→料金が跳ね上がる
なんてこともあります。
体験談:積みきりプランで節約成功!
近場への引っ越しで見積もりを依頼したとき、以前は2トントラックで済んでいたのに、荷物が少し増えたせいで3トンに。
3トンになると作業員も3人に増え、料金も当然アップ。
そこで僕は「残った小物は自分で運ぶから、2トントラック積みきりでお願いできますか?」と交渉。
少し手間はかかりましたが、結果的に1万円以上安くなりました!
中古段ボールを活用して資材費を節約
新品の段ボールは意外と高い!
ホームセンターなどで段ボールを買ったことがある方はわかると思いますが、1枚200円ほどするため、20枚使えば4,000円。
家族での引っ越しなら30〜40枚必要になることも珍しくありません。
体験談:中古段ボールで1万円引きに!
あるとき、引っ越し予算を8万円で見積もってもらったら、提示額は9万円。
「何か削れるものはありますか?」と相談したところ、「段ボールを中古にすれば8万円に収まりますよ」と提案を受け即決。
実際に届いた段ボールはとてもキレイで、トイレなどに使われていた段ボールは除かれていて、しっかり配慮されていました。
電気工事以外のオプションはカット
電気工事は外注のため、基本的に値引き不可。
でもそれ以外のオプション、たとえば…
- 荷造り(箱詰め)サービス
- 開梱(荷ほどき)サービス
などは料金が高めに設定されていることが多いです。
自分で荷造り・荷ほどきをするだけで2万円以上安くなることもあるので、特に時間に余裕がある人は自力でやるのが圧倒的にお得!
人気のない日付を狙えば値引きされやすい
引っ越し業界は日付によって料金が大きく変わります。
特に以下の日は高額になりがちです。
- 土日祝
- 月末(月の退去が集中)
- 大安(縁起が良い日)
逆に、仏滅・平日・月中の中途半端な日程などは、作業員も空いていて狙い目です。
▶営業経験からのアドバイス
僕が営業マンだった頃、仏滅をおすすめすることがよくありました。
気にしないお客様であれば、仏滅や平日を選ぶだけで数千円〜1万円ほど安くなることもザラです。
思い切って予算を伝えるのがカギ!
見積もりの際、「予算は?」と聞かれても遠慮して言わない人が多いです。
でも、それって実は損なんです。
たとえば…
- 予算5万円なのに、見積もりは10万円
→ あきらめて他を探す
→ 次の業者も同じような金額で時間ロス
こんなパターンはよくあります。
でも最初から「5万円でお願いしたい」と言えば、その金額に合わせたプランを営業マンが一生懸命考えてくれるはずです。
まとめ:引っ越しは「交渉&工夫」でお得になる!
引っ越しをお得にするには、ただ見積もりをもらうだけではダメ。
自分からも歩み寄る姿勢が大切です。
- 小物を自分で運ぶ
- 中古資材をOKにする
- 平日や仏滅を選ぶ
- オプションを断る
- 予算を正直に伝える
これらを組み合わせれば、相場より何万円も安く引っ越しできる可能性は大いにあります。
ぜひ今回紹介したテクニックを実践して、納得のいく引っ越しをしてください!
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