こんにちは、大型トラックドライバーのトラ介です。
今回は「なぜ大型バスにはスピードリミッターが義務付けられていないのか?」という疑問について、現場目線からお話ししたいと思います。
僕自身、大型トラックに乗って14年。
高速道路も毎日のように走っていますが、どうしてもこの問題には納得がいかないんです。
大型トラックにはスピードリミッターが義務なのに、なぜバスにはない?
まず前提として、大型トラックにスピードリミッター(速度抑制装置)の取り付けが義務化されたのは2003年9月からです。
これは「追突事故を減らすため」という目的があり、実際その効果は大きく、事故件数は大きく減少しました。
にもかかわらず、大型バスにはリミッターの義務がありません。
この事実、皆さんご存じでしたか?
僕はこれに強い違和感を持っています。
バスの事故だって、命がかかっている
これまでに何度もニュースで報じられてきた高速バスの重大事故。
居眠り運転、スピード超過、判断ミス——。
そのたびに、尊い命が失われました。
もしも、2003年当時に大型トラックと一緒に大型バスにもリミッターが義務化されていたら?
助かっていた命もあったはずです。
実際の高速道路では、バスの運転が危険すぎる
僕は日々高速道路を走りますが、バスのマナーに疑問を感じることが少なくありません。
- サービスエリアの合流で無理な割り込み
- 左車線からの追い越し
- 安定しない速度、走行の乱れ
- トラックが譲ったのに並走して被せてくる
こうした行為、残念ながら珍しいことではありません。
あれだけ大勢の乗客を乗せているのに、安全意識が低すぎると感じることがあります。
一部の運転手の問題かもしれませんが、それが“事故を起こす空気”をつくってしまうんです。
荷物より重たい「命」を運んでいるのに…
大型トラックは、荷物を満載すれば総重量20トン以上になります。
当然、事故を起こせば被害は甚大。だからリミッターが必要という理屈はわかります。
でもバスはどうでしょう?
確かにトラックほど重くはないかもしれません。
でも、バスが運んでいるのはモノじゃなくて“人”です。
しかも多くの命を一度に預かっている。
これ以上に「安全運転」が求められる車両ってあるでしょうか?
それでもリミッターが義務化されていないのはおかしいと思いませんか?
バスにリミッターをつけない理由は何か?
「走行台数が少ないから」
「時間厳守があるから遅れが出る」
「観光バスと路線バスでは状況が違う」
いろんな言い訳があるかもしれませんが、正直どうでもいいです。
そんな理由よりも、人の命を守る方がよっぽど大事。
僕たちトラック運転手は、利益がどうとかよりも「安全が最優先」という世界で仕事しています。
バスの運転手も同じ「プロドライバー」ですよね?
だったら命を守るための仕組みは平等であるべきです。
僕が訴えたいこと
ここまで読んでくれてありがとうございます。
バス業界を批判したいわけではありません。
でも、大型トラックにはリミッターが義務で、バスには無いという現状には疑問しかありません。
大切なのは、人の命を最優先にしたルールづくり。
どんな立場であっても、命の重さに差はありません。
今一度、この矛盾について真剣に考える時期にきていると思います。
【まとめ】命を運ぶプロとして「バスにもリミッター義務化を」
- 大型トラックには2003年からスピードリミッターが義務化
- 効果は大きく、事故も減った
- なのにバスにはリミッター義務がない
- バスは人の命を預かる車両。安全対策は最優先されるべき
- 言い訳より、命の重さを考えるべき
命を守るための装置なら、全ての大型車両に装備されて当然。
僕は、そう強く思っています。











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