ガリガリ・非力なトラックドライバー

体力がなくてもトラックドライバーになれる?ガリガリ・非力な人でも活躍できる方法とリアル体験談

「トラックドライバー=体力勝負」というイメージを持っていませんか?

確かに、大きな荷物を運んだり長時間運転したりと、体力が必要に見えるかもしれません。

でも、実際には体力に自信がない人でも十分働ける環境があります。

僕自身、16歳の頃はガリガリ体型で力もほとんどなかった

そんな僕でも、この業界に入って20年以上働き続け、今では大型トラックで手取り50万円近く稼げています。

この記事では、体力に自信がない人でもトラックドライバーになれる理由・仕事内容の選び方・工夫・僕自身のリアル体験談を紹介します。

体力がなくてもドライバーになれる理由

荷役作業は昔より楽になっている

かつては「バラ積み・バラ降ろし」が当たり前で、米袋や飲料ケースを一つひとつ持ち上げる重労働が主流でした。
ですが今は違います。

  • パレット輸送(フォークリフトで積み降ろし)
  • カゴ車輸送(台車で運ぶ)

こうした省力化された荷役が増え、ドライバーが汗だくで重い荷物を運ぶ機会は大幅に減りました。

力よりも大事なスキル

トラックドライバーに求められるのは、腕力ではなく安全運転・時間厳守・荷物の丁寧な扱いです。

つまり、体力ではなく技術と気配りが重視される仕事なんです。

僕がガリガリだった頃の話(リアル体験談)

16歳の頃:引っ越しバイトでの苦い経験

僕が16歳のとき、初めてやったアルバイトは引っ越し業でした。

当時の僕は身長170cmで体重50kgもないくらいのガリガリ体型

冷蔵庫やタンスを階段で運ぶときなんて、腕がプルプルして、正直かなりきつかったです。

「やっぱり体力がないと運送業は無理なんじゃないか」とそのときは思いました。

現在:体格も力もついた今の僕

それからトラックドライバーとして働き続けた結果、自然と体が鍛えられました

体重も増え、筋肉も付き、今では重い荷物を持つことに苦労することはほとんどありません。

最初から体力があったわけではなく、仕事を続けながら少しずつ体が強くなったんです。

これも、体力がなくてもスタートできる証拠だと思います。

どんな仕事内容なら楽にできる?

パレット・カゴ車輸送

フォークリフトやカゴ車を使って積み下ろしをするため、ほぼ荷物を抱えることがない輸送方法です。

食品・日用品・家電量販店の配送などでよく見られます。

小型・中型トラック

大型トラックより積載量が少なく、軽い荷物を扱うケースが多いです。

街中のルート配送は比較的体への負担が少なめ。

専属便(メーカー直配送など)

同じ荷主の現場に行くことが多く、荷物の種類や積み方に慣れやすいのが特徴です。

無理に重い物を持って腰を痛める

  • 正しい持ち方(膝を曲げて、腰を落とす)を徹底する
  • 台車やスロープを必ず使う

食事・睡眠をおろそかにしてバテる

  • 睡眠時間を確保するルートを選ぶ
  • エネルギー補給は炭水化物とタンパク質を意識

運動不足でさらに体力が落ちる

  • 毎日10分程度のストレッチや体幹トレーニングを習慣化
  • 特に腹筋・背筋・スクワットは腰痛防止にも効果的

会社選びのポイント

荷役負担が少ない現場を選ぶ

求人票だけで判断せず、面接時に「荷役はどのくらいありますか?」と必ず確認する

特に「全部手積みです」と言われたら体力に自信がない人には向きません。

フォークリフト免許を取得

フォークリフト免許があると、パレット輸送メインの仕事に応募しやすくなります。

会社負担で免許を取らせてくれるところもあります。

給与と休みのバランスを重視

体力に不安があるなら、長距離より地場配送やルート配送がおすすめです。

無理なく続けられる環境を選びましょう。

体力を補うためにできる生活習慣

軽い筋トレ

  • プランク
  • スクワット
  • 背筋

この3つだけでも体が安定し、腰痛防止・疲れにくさにつながります。

栄養補給

  • 朝食をしっかり食べる
  • タンパク質(卵・鶏むね肉など)を意識
  • 水分をこまめに補給

睡眠管理

夜勤・昼勤の切り替え時には、遮光カーテン・耳栓で環境を整えると効果的です。

僕が見てきた「ガリガリでも続けている同僚たち」

  • 体重50kg台だけど、パレット輸送専門で15年以上続けている先輩
  • 45kgしかない女性が、軽貨物+小型トラックで年収400万円以上
  • 病気で筋力が落ちても、会社の理解で積み込みなしの専属便に移って活躍している同僚

体力がない=無理ではないと、僕は断言できます。

将来性と業界の変化

トラック業界は今、人手不足の影響もあって荷役の軽量化・効率化が進んでいます。

  • 自動パレット積み込みロボット
  • 荷役完全外注化
  • 女性や高齢者の積極採用

これは、体力に自信がない人にとっても追い風です。

昔みたいに「筋肉ムキムキじゃないと無理」という時代は、もう終わりつつあります。

まとめ

  • 体力がなくても、ガリガリでもトラックドライバーは目指せる
  • 荷役負担が少ない仕事(パレット・カゴ車輸送)を選ぶのがポイント
  • 生活習慣やコツで体力不足はカバーできる
  • 将来はさらに軽労化が進み、ますます働きやすくなる

「体力がないから無理」と諦めるのは早い!

まずは求人を見て、自分に合いそうな会社を探してみてください。

【未経験必見】トラックドライバーになる前に知っておきたいリアルな現実
未経験でトラックドライバーに転職はきつい?初めてでも続けられるコツと求人選び




未経験からドライバーを目指すならドラ EVER!全国の安心求人多数

働きやすい職場を探そう!ドライバー専用求人サイト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
トラ介現役トラック運転手/ドライバー歴20年以上のベテランです!
このブログでは、地場から長距離まで経験してきた僕が、リアルな現場の働き方・悩み・収入事情をぶっちゃけています。無事故20年継続中! かつては運送業界の闇も経験しましたが、今では家族を支える高収入ドライバーに。 以前は「トラックドライバー総合情報サイト・ブルル」でも執筆経験あり。 「これから運送業に入りたい」「今の働き方に不安がある」という人に向けて、現場のリアルを届けます!