どうも!大型トラックに乗っている現役ドライバーのトラ介です。
僕はこの業界に入って20年以上、ときには新人教育を任されることもありました。
正直なところ、僕もトラックに乗り始めた頃は毎日ヒヤヒヤの連続でした。
「車体が大きくて怖い」
「バックが全然できない」
「内輪差でぶつけそうになる」
新人ドライバーなら誰もが通る道です。
そこで今回は、これからトラックに乗る新人ドライバー向けに「安全に走るための運転のコツ」を10個まとめました。
僕自身が新人時代に苦労して学んだこともたくさんあるので、ぜひ参考にしてください!
新人トラックドライバーが事故を起こしやすい理由
まず最初に、新人が事故を起こしやすい理由を知っておくことが大切です。
これらは誰もが通る“新人の壁”。
だからこそ、正しい知識と習慣を早めに身につけることで事故を防げます。
新人トラックドライバーが覚えておきたい運転のコツ10選
1. 視野を広く持ち、ミラーをこまめに確認する
トラックは死角が多いため、「2台前を見る」「左右のミラーを常に確認」が基本です。
特に交差点や信号待ちでは、自転車や歩行者の動きまで意識しましょう。
2. 内輪差とオーバーハングを理解する
新人ドライバーが一番やらかしやすいのが「内輪差」と「オーバーハング」です。
この2つは事故の大きな原因になるので、必ず体で覚えておきましょう。
内輪差とは前輪よりも後輪が内側を通る現象
オーバーハングとは曲がるときに車体の後部が外側へ振り出す現象
2-1. 内輪差
トラックは後輪が内側に入り込むので、左折や細い道で巻き込み事故の原因になります。
僕も新人時代に、コンビニの看板をこすりそうになったことがありました…。
ポイント
2-2. オーバーハング
トラックの後部が長いため、曲がるときに後ろが外側に振り出すのが「オーバーハング」。
右折・左折どちらでも起こり、隣の車やバイクを巻き込んだり、ポールやガードレールに接触する危険があります。
僕も新人の頃、左折で振り出しを意識せずにポールをかすめそうになった経験があります…。
ポイント

内輪差とオーバーハング、両方を意識しながら運転するのは新人のうちは本当に難しいです。でも安心してください、何度も繰り返し運転していけば必ず感覚は身についてきます。
僕の場合、右折・左折どちらでも「曲がり始めにハンドルを半回転ほど切る」ことを意識しています。その半回転分でオーバーハングの距離を稼ぎ、その後にハンドルをしっかり切り込む。こうすることで内輪差も抑えられ、結果的に安全に曲がることができるんです。
3. バックは『確認と微調整』が命
バックは「ゆっくり・慎重に・何度でも確認」が正解。
時間がかかっても、事故ゼロの方が圧倒的に評価されます。
後方にバックカメラがついていれば必ずバックカメラも確認しましょう。

バックでの事故は本当に多いので、常に集中して行いましょう。特に箱車の場合は 高さの確認 も忘れてはいけませんよくあるのが、
といったトラブルです。後方を確認するときは「左右の幅」だけでなく、トラックの高さに障害物がないか もしっかり確認してください。
4. 車幅感覚は“白線と左ミラー”で掴む
「左をぶつけそうで怖い」と思ったら正常です。
慣れるまでは白線やガードレールとの距離を意識し、左ミラーを重点的にチェックしましょう。
5. 正しいドライビングポジションを作る
長時間の運転で疲れる大きな原因は シート・ハンドル・ミラー位置の不調整。
出発前に必ず調整して、腰や肩の負担を軽くしましょう。
6. 小まめな休憩で集中力を維持する
「早く現場に着きたい」と焦る気持ちはNG。
2時間に1回は休憩し、ストレッチやコーヒーでリフレッシュしてください。
眠気は事故の最大の敵です。
7. 雨の日は車間距離を2倍に
雨天時は停止距離が延びるため、車間を大きく取ること。
僕自身「車間距離を2倍」にするだけで急ブレーキを避けられています。
8. 雪道・凍結路はスピードダウンと早めのチェーン
雪道はベテランでも危険。
新人のうちは特に「ゆっくり走る」「チェーンを早めに装着」を徹底してください。
9. 夜間はライトを積極的に活用する
夜は歩行者や自転車の発見が遅れがち。
ハイビームとロービームを適切に切り替え、「暗くなったら即ライトオン」を習慣にしましょう。
10. 荷主や現場での立ち回りも運転のうち
駐車場所や誘導員の指示を素直に守ることも、安全運転の一部です。
新人のうちは 「わからないことは必ず聞く」 を徹底しましょう。
新人ドライバーが安心して成長するために
今回ご紹介した10個のコツは、あくまで「安全に慣れていくための基礎」です。
実際の現場では、会社の方針や配車の仕方、荷主ごとのルールなどによって状況が大きく変わります。
大事なのは、「自分一人で抱え込まないこと」。
困ったことや不安があるときは、先輩や配車係に必ず相談してください。
僕も新人時代、何度もアドバイスをもらって助けられました。
また、慣れてきた頃が一番危険です。
「もう大丈夫だろう」と気を抜いた瞬間に事故が起こります。
ベテランでもヒヤッとする場面はありますから、常に初心を忘れずに運転することが、長く続けるための秘訣です。
焦らず、安全第一で、一緒に“プロのドライバー”を目指していきましょう!
まとめ|新人ドライバーは“焦らず安全第一”で成長しよう
新人トラックドライバーにとって大切なのは、スピードや効率よりも 「無事故で帰ること」 です。
バックに時間がかかってもいい、曲がるのが遅くてもいい。
僕の経験上、この10個を意識するだけで事故リスクは大幅に下がります。
毎日少しずつ慣れていけば、自然と“プロの運転”が身についていきます。













乗用車のような感覚で運転すれば必ずどこかしらぶつけることになります!乗用車とトラックの違いをしっかり理解したうえでトラックの運転に挑戦しましょう!!