運送会社で働くドライバーとして長年現場にいると、人材の質が会社の安全や信頼に直結することを痛感します。
特に、過去に暴力やトラブル歴のある“チンピラ”のような人物を採用してしまうと、現場は一瞬で混乱し、会社の信用も簡単に失われてしまいます。
今回は、現役ドライバーの立場から、なぜチンピラ採用が危険なのかを具体的な現場エピソードを交えて解説します。
安全面でのリスクが非常に高い
運送会社にとって最も重要なのは安全です。
荷物を守り、車両を安全に運行し、同僚や他のドライバーとのトラブルを避けること。
ところが、チンピラのような人物を現場に入れると、これらの基本が一気に崩れます。
僕が以前働いていた会社での話です。
ある新人ドライバーは、過去に軽犯罪歴があると噂される人物でした。
初日から荷物の扱いが雑で、荷台に積んだ段ボールを乱暴に投げ入れることもありました。
そのせいで荷物が破損し、荷主から大クレームが入りました。
また、事務所のスタッフに対して大声で威圧的に話す場面もあり、現場は緊張感に包まれました。
こうした危険行為は一度起こるだけで、事故や大きな損失につながることがあります。
チンピラ採用は安全面でのリスクが極めて高いのです。
会社の信用問題にも直結する
現場での振る舞いは、荷主や取引先の目にも入ります。
暴力的な態度や無責任な行動は、会社全体の信用を失わせる原因になります。
別の現場では、トラブルを起こしたドライバーが原因で、定期契約していた荷主から契約解除の話が出ました。
小さな事件やクレームが外部に漏れると、会社の評判に大きな影響を与えます。
信頼の積み重ねは一朝一夕では作れませんが、失うのはあっという間です。
特に運送会社は「安全で確実に荷物を届ける」という信用が命です。
チンピラの採用は、この信用を一瞬で崩す可能性があります。
社内環境の悪化も避けられない
現場のチームワークは非常に重要です。
ドライバー同士、荷役スタッフ、事務スタッフ…皆が協力して仕事を回しています。
しかし、チンピラのような人物がいると、社内の空気はすぐに悪化します。
以前、暴力沙汰を起こした前科があるドライバーが配属されたとき、他の従業員は皆ストレスを抱え、業務効率も落ちました。
ちょっとした指示や確認でも、恐怖や緊張から意見を言いにくくなり、チームワークが崩れました。
その結果、ミスや事故が増え、最終的には何人かが退職する事態になったのです。
現場の安定は、穏やかで責任感のある人材がいることで初めて保たれます。
まとめ:チンピラ採用は会社にとって最大のリスク
運送会社がチンピラを採用してはいけない理由を整理すると、次の通りです。
- 安全面で大きなリスクになる
荷物や車両への破壊、危険運転、暴力行為の可能性がある - 会社の信用を失う可能性がある
荷主や取引先からの信頼低下、クレームや契約解除のリスク - 社内環境を悪化させる
ストレス増加、チームワーク崩壊、離職率上昇
現場の安全と会社の信頼は、人材の質にかかっています。
採用の判断は慎重に、会社の未来を守るために最優先で考えるべきです。
運送会社として、現場を守るためにも、トラブルを起こす可能性のある人物の採用は避けるべきでしょう。













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