長距離運転で疲れた夜、車内でひと息ついて缶ビールをプシュッ……。
トラックドライバーなら、そんな瞬間を楽しみにしている人も多いと思います。
でもちょっと待ってください。
「エンジンをかけたまま飲酒」や「翌朝のアルコール残り」って、思わぬトラブルになる可能性があるんです。
この記事では、車内で飲酒する際に注意すべき3つのポイントを実例つきで紹介していきます。
① エンジンをかけたままの飲酒はNG!
たとえハンドルを握っていなくても、エンジンがかかっている=運転の意思があるとみなされることがあります。
実際の事例
真夏の夜、エアコンを入れて涼みながらチューハイを飲んでいたドライバーが警察の職質を受けて酒気帯び運転で検挙されました。
その理由は、
「いつでも走り出せる状態で飲酒していた」=運転する意思ありと判断。
結果、免許停止処分&会社からも処分。
「ちょっと涼んでただけ」のつもりが大きな代償になりました。
② アルコールが抜ける時間を甘く見るな
夜飲んで、朝方に出発したらもう大丈夫だろう――。
実はこの考え方が一番危ないです。
アルコールの分解時間(目安)
| 飲んだお酒 | 分解にかかる時間 |
|---|---|
| 缶ビール350ml×1本 | 約3〜4時間 |
| 日本酒1合 | 約4〜5時間 |
| 焼酎ロック2杯 | 約8〜10時間 |
体調や疲れ、睡眠不足によってさらに長くかかることもあります。
実際の事例
夜9時に飲酒→翌朝4時に運転→途中の検問でアルコール検出(0.3mg/L)
→即免許取消&解雇処分
本人は「酒は抜けてると思った」と言っていたそうですが、思ってただけではダメ。
出発前に自分で確認する習慣が必要です。
③ 会社の規則・周囲の目にも注意
仮に法的にOKでも、「会社の規定」や「周囲の目」でアウトになることがあります。
実際の事例
仕事終わりに車内で飲んでいる様子をSNSに投稿したドライバーが、同僚に通報されて始末書提出&乗務停止になったケースも。
会社によっては
「業務車両内での飲酒禁止」と明記しているところもあり、私的時間でも規則違反になる可能性あり。
また、荷主や一般人に目撃されて「クレーム→取引停止」なんてことも現実にあります。
安全に飲むための対策
どうしても飲みたいなら、以下の点を守りましょう。
まとめ:知らなかったじゃ済まされない
| NG行為 | リスク |
|---|---|
| エンジンかけたまま飲酒 | 酒気帯び運転扱いで処分の可能性 |
| 翌朝に酒が残っていた | 検問で検挙・免許取消のリスク |
| 車内飲酒のSNS投稿 | 社内処分・信用失墜のリスク |
長距離ドライバーにとって、トラックは仕事の道具であり、寝床でもあります。
だからこそ、「飲酒のルール」には人一倍の注意が必要です。
せっかくのリラックスタイムが一瞬で台無しにならないように、
「飲むなら切る・時間を空ける・自分で確認する」
この3つを徹底しましょう。












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