運送業界ではアルコールチェックの厳格化が進んでいます。
少しでもアルコールが検出されると、勤務停止や処分だけでなく、最悪の場合は解雇・免許取消もあり得ます。
この記事では、運送会社に勤めている方がアルコールチェックに引っかかった場合に起きるリスクや処分内容について、実体験や法制度を交えて解説していきます。
アルコールチェックに引っかかった場合の会社側の対応
勤務前のチェックで陽性反応
業務中に発覚した場合
運送業では「酒気帯びでもNG」「酒気残りもNG」です。
前日の夜に飲んだつもりでも、朝に0.15mg/L以上が残っていればアウト。
「飲んだのは昨日だから大丈夫」なんて通用しません。
法律的なリスク|運転すれば即アウト
アルコールチェックに引っかかっていたにもかかわらず運転した場合、以下のような法的制裁があります。
| 内容 | 法律/罰則 |
|---|---|
| 酒気帯び運転(0.15mg/L以上) | 免許停止・取消、50万円以下の罰金 |
| アルコール検査義務違反 | 貨物自動車運送事業法違反(会社にも行政処分) |
| 飲酒運転で事故 | 懲役刑+会社への損害賠償+社会的信用失墜 |
運転手だけでなく、アルコールチェックを怠った会社にもペナルティが課されるため、会社も対応は非常にシビアです。
アルコールチェックを軽く考えると取り返しがつかない
たとえ自分自身は「ほんの少し飲んだだけ」「運転には支障ない」と思っても、運送会社としては完全にアウトです。
特に社名入りのトラックに乗っていれば、何かあればすぐ報道されます。
ニュースにでもなれば、会社の契約も飛び、仲間にも迷惑がかかります。
僕の周囲でも実際にあった話
僕のまわりでも、泊まりの仕事の前日に飲みすぎてしまい、翌朝アルコールチェックに引っかかって乗務停止になった人がいます。
本人は「夕方には抜けてると思った」と言っていましたが、反応は0.18mg/L。
この話、冗談じゃありません。
1回の油断が、ドライバー人生を狂わせる可能性があるんです。
アルコールチェックで引っかからないためにできる対策
それが自分と家族と仲間を守る選択です。
2025年以降はアルコールチェックがさらに厳格化。違反すれば“一発アウト”も

2025年から、国土交通省によるアルコールチェックの取り締まりはさらに厳しくなっています。
特に「アルコールチェック結果のデジタル保存とクラウド管理」の義務化が進み、会社側とドライバー側の“ごまかし”が通用しない仕組みが整いつつあります。
従来は紙に記録して保管する会社も多く、実態として「形だけのチェック」になっている現場も少なくありませんでした。
しかし、今後は測定結果を自動的に記録・送信し、国や元請け企業がデータを確認できる時代になります。
これにより、少しの不正や油断でも以下のようなケースで一発アウトになる可能性があります。
こうした行為は、ドライバー個人の問題では済まされません。
アルコール検査義務違反は貨物自動車運送事業法に違反し、会社には行政処分、ドライバーには免許停止や懲戒解雇が科される可能性があります。
特に「代吹き」は悪質な不正とされ、会社・個人ともに厳罰対象です。
さらに、大手荷主や元請け企業との契約においては「アルコール違反=即契約解除」というケースが増えています。
たった一人の違反で、会社全体が出入り禁止になる例もあり、現場ではより一層の緊張感が高まっています。
「ちょっとぐらい」「バレなければ」では済まされないのが今の現実です。
アルコールチェックは単なる形式ではなく、「命と会社の信用を守るための最終ライン」です。
これからは一人ひとりがルールを徹底し、油断や抜け道を作らないことが何より大切になってきます。
まとめ|アルコールチェック=信用チェックでもある
アルコールチェックは、単なる機械的な検査ではありません。
それは会社が「この人に荷物と命を預けていいのか?」を判断する信用チェックでもあります。
たった1回の過ちで、
そんなリスクがあることを忘れてはいけません。
自分の判断一つで未来が変わる――
それが、プロドライバーという仕事です。













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