「トラックドライバーってどのくらい稼げるの?」
これは未経験の方からよく聞かれる質問のひとつです。
僕は現在、地場の大型トラックの路線ドライバーとして働いていて、夕方から朝方までの夜勤勤務がメイン。
拘束時間は平均で12〜14時間、休日は月4〜5日と決して楽な働き方ではないけど、それでも手取りで49万円前後、総支給額は63万円前後という給料をもらっています。(波はあります)
さらにボーナスは年2回、合計で20万円ほど。
正直、ボーナスについては「ないよりマシ」程度だけど、それでも年収ベースでは740万円前後にはなります。
この記事では、そんな僕のリアルな給料の使い道や支出の内訳、そして「どうしてここまで稼げているのか?」という理由についても詳しく紹介していきます。
同じようにトラックドライバーとして頑張っている人にも、これからこの業界に飛び込もうとしている人にも、何かの参考になれば嬉しです!!
僕の給料内訳を公開!(固定費・変動費・貯金など)
まずは、1ヶ月の支出についてざっくり公開していきます!!
【収入】
- 総支給額:63万円
- 手取り額:49万円
- ボーナス:年2回・合計20万円(1回あたり10万円)
【固定費】
- 住宅ローン:12万円
都市部の新築戸建て。狭いけど立地は最高で、家族には好評。 - 車のローン:4万円
500万円近い買い物だったが、夢を叶えた1台。
【光熱費・通信費・教育費など合計】:21万円
電気・水道・ガス、スマホ、Wi-Fi、子どもの学校関係などすべて含む。
【お小遣い】:3〜5万円
明確な予算は決めていないけど、自分で使ってるのはこの範囲。
タバコ、コーヒー代、趣味にあてれるお金。
【残り】:およそ11〜13万円
この分は、
- 家族とのレジャー(キャンプ・外食・回転寿司など)
- 子どもや嫁さんの誕生日プレゼント
- 車の税金や整備費用
- Amazonプライム、Netflix、NHKなどのサブスク(年額)
- 貯金(毎月2~3万)
に使っている。
なぜここまで稼げる?現場と配車のリアル
僕がここまで稼げているのには、いくつかの理由があります。
ひとことで言えば、「辛くても文句を言わずにやり続けてきた」から。
ホントこれに尽きます!!
とはいえ、高収入を可能にしている環境や条件が整っていることも事実ですが。
拘束時間と仕事量
僕の拘束時間は日によってバラバラだけど、平均して12〜14時間は働いています。
これは一般のサラリーマンに比べたら明らかに長いですよね。
でも、トラックドライバーでは普通か、むしろ「よう頑張ってるね」って言われるレベルかもしれません。
朝まで走って帰ってくる生活だから、生活リズムは崩れがちだし、疲労も溜まります。
それでも「やればやった分だけ稼げる」のがこの仕事の魅力で、頑張ることへのモチベーションになっています。
配車係の存在がデカい
今の会社では、僕が稼ぎたいという意志を理解してくれている配車係がいます。
その人がしっかりした配車を組んでくれるから、ムダな待機や無駄走りがほとんどなく、効率よく走れています。
(繁忙期はどうしようもないけど、、、、)
逆に言えば、この配車係がいなくなったらどうなるのか…。
そこが今一番の不安要素のです。
リスクと責任の重さ
当然、良いことばかりじゃない。
稼げる代わりに、事故や商品破損のリスクも高くなります!!
疲れてるからとか、寝てないからとか、そんな言い訳は通用しません。
ブラック時代との落差がエグい
今の自分からは考えられないけど、昔は手取り16万円のブラック運送会社にいました。
配車はメチャクチャ、整備不良のトラック、待機ばっかりで無駄な時間を過ごし、給料までの1週間で財布に1000円しかないことも普通でした。
食費も削りに削った生活
ご飯は白米だけ、味噌汁の具は乾燥ワカメのみ。そんな日が続いて、精神的にもボロボロでした。
「このままじゃダメだ」と思って、そこから這い上がって今があります!!
だからこそ、今の生活のありがたみが身に染みてわかるし、家族でキャンプに行ったり、回転寿司を食べたり、そんな普通のことが心から嬉しく感じます!!
高給には裏もある。それでも僕が走る理由
高給トラックドライバーの生活は、普通の会社員とは違います。
長時間労働・リスク・生活リズム不安定さといったデメリットがあります。
それでも僕は走り続けることを選んできました。
なぜなら、
- 家族に良い生活をさせてやりたいから
- 子どもの誕生日に欲しいものを買ってやりたいから
- かつての自分のように、貧乏で悔しい思いをさせたくないから
そういう思いがあるからです。
この記事を読んでくれたあなたへ
どうでしたか?
これが僕の給料の内訳と使い道です!!
僕と同じように「もっと稼ぎたい」「今の生活から抜け出したい」そう思ってるなら、トラック業界にはまだまだチャンスはあります!
僕もブラックからホワイト(?)に転職して、ようやく今の生活を手に入れました。
だからこそ、この記事が誰かの一歩につながれば嬉しいです。
特に特別な支払いがなければ毎月10万前後は余ります!!仕事は大変ですが何不自由なく暮らすことができています!!