僕がトラックドライバーになったのは18歳の時。
特に資格など持ってはいなくて、あるのはただの普通免許だけでした。
当時はそれで4トントラックまで乗ることができ、それからトラックドライバーとして僕は20年以上働いています。
今では年収は700万は余裕で超えるような生活をしています。
でも、そこまでたどり着くまで多くの苦難や苦労を経験していきました。
今思えばもっと早くここまでたどり着けたはずなのに、かなり遠回りしてきたように思います。
この記事では10代でトラックドライバーになりたい君へ、最短で僕のように高収入を得られるための資格やステップアップするための工程を教えたいと思います!!
まずは免許を取得する!!
まずは、トラックを運転するために必要な免許を取ることが最優先!!
先ほども書きましたが僕がトラックドライバーになった当時は普通免許でトラック乗ることができました。
が、現在はそういうわけにはいきません!!
トラックに乗りたければそれに応じた免許を取得しなければなりません。

簡単に免許の説明をしとくよ!!
トラックドライバーになるため必須の免許とその種類
準中型免許(18歳以上)
→ 総重量7.5t未満、最大積載量4.5t未満のトラックまで運転可能(2t・3tトラック向け)
中型免許(20歳以上、運転経験2年以上)
→ 総重量11t未満、最大積載量6.5t未満のトラックまで運転可能(4tトラック向け)
大型免許(21歳以上、運転経験3年以上)
→ すべてのトラックを運転可能(10tトラック)

18歳の時点では準中型免許しか取れない!!まずは準中型を取って、経験を積みながら中型・大型を目指すのが現実的!とりあえず準中型免許免許を取ってトラックドライバーになるための資格を得よう!!
免許の費用だけど免許を持っていない、もしくは原付免許持っているなら35~45万。普通免許持ちなら15~20万かかる!!高いよな(笑)
大丈夫!!後でいいこと教えてあげるから!!
働きながらステップアップする
準中型免許を取ったら、実際に運送会社に入社してトラックドライバーとして働き始めよう!
この仕事は若いというのは強みになります。
どうせやるならハード目の仕事内容を選ぶことをおすすめです。
僕の場合は引っ越し屋のドライバーとして働きました。
この経験で運転の基本や、荷扱いのいろはを学び、体力、力もつき、しかも給料もそこそこいい。
おすすめです!
ステップ1 小型・中型トラックで経験を積む(18〜20歳)
- 準中型免許でOKな会社に就職
- 2t・3tトラックで仕事をしながら運転技術や荷扱いを学ぶ
- 20歳になったら中型免許を取得
ステップ2 中型トラックでキャリアアップ(20〜21歳)
- 4tトラックで地場配送や長距離輸送に挑戦
- 会社によっては中型免許の取得補助があるので利用する
- 21歳になったら大型免許を取得
ステップ3 大型トラック or トレーラーで本格的に稼ぐ(21歳〜)
- 大型トラック・トレーラーの仕事に転職or社内で昇格
- 長距離輸送や高単価の案件に挑戦して収入アップ
- フォークリフトや玉掛けなどの資格を取ると更に強い
さらに稼ぐための選択肢
- 大型免許+けん引免許をとり、トレーラー(海コン・タンクローリー)で高収入
- 特殊車両(クレーン、ミキサー車)に乗り仕事の幅を広げ経験を得る
ステップアップするためのまとめ
- 18歳で準中型免許を取得(可能なら教習所の合宿で最短取得)
- 2t・3tトラックの仕事を探して就職
- 運転経験を積みながら貯金&会社の補助で中型免許
- 21歳になったら大型免許取得し高収入の仕事へシフト
- 経験を積んでより条件のいい会社に転職

僕が18歳からトラックドライバーとしての人生をやり直すならこういうステップを踏んで大型ドライバーを目指す!できるだけ最短で、20代前半から大型ドライバーになればトラックドライバーとしての最高峰の給料を得ることができる可能性がある!
僕の勤める運送会社は固定給プラス歩合給なので、年齢なんて関係ない!年収700万越えの壁を超えたのは30代後半。20代前半からこんな生活してたらって考えるともったいないし、もっと余裕をもって貯金もできたのかなって少し後悔している。
とはいえ免許がないと何も始まらない!!免許代がない!!
では先ほど言っていたいいことを教えよう!!
準中型免許免許を取るための選択肢
10代でお金がなくて準中型免許の取得費用が出せない場合、いくつかの方法で費用を捻出することができる、その選択肢をあげていきます!!
会社の「免許取得支援制度」を利用する
僕が一番おすすめしたいのはこの方法!
運送会社の中には「免許取得支援制度」を用意しているところがあります。
これは、会社が免許代を負担してくれる制度で、取得後にその会社で一定期間働くのが条件になっています!
現在運送業界の高齢化が進んでいて若い人材の確保に必死です。
利用方法
- 「免許取得支援あり」の運送会社を探して応募
- まずは倉庫作業や助手(横乗り)などで働きながら免許を取得
- 準中型免許を取ってトラックドライバーデビュー!!
注意点
一定期間(1〜3年)その会社で働く必要があり、辞めると免許代を返金しないといけないケースもあります。支援を受ける条件(年齢、勤続期間)を事前に確認して応募しよう!

僕がおすすめするトラックドライバー専門の求人サイト、ドラever なら免許取得支援をしている運送会社だけを検索することができる!!どんな運送会社が求人を出しているか、確認してみて!

もし免許支援制度を利用できなかった場合
免許ローンや分割払いを利用する
教習所の中には 「ローン払いや分割払い」ができるところもあり、ローンを組んで毎月1〜2万円ずつ返済する方法があります。
メリット
- すぐに免許を取れる
- 支払いを分割できるから負担が減る
デメリット
- 10代だと親の同意が必要なことが多い
- ローンの利息が発生することもある
短期バイトや派遣で稼ぐ
時間はかかるが、働いてお金を貯めるのも選択肢のひとつ。
短期間でガッツリ稼ぐなら 高時給のバイトや派遣 を狙うのがいいでしょう!
おすすめの仕事
- 引越しスタッフ(高時給、荷扱い、基礎体力の向上も見込める)
- イベント設営・撤去(短期で稼げる)
- 飲食店の深夜バイト(22時以降は時給アップ)
ポイント
- 日払い・週払いがある仕事を選ぶとすぐに貯まる
- 派遣会社に登録して仕事を回してもらう
両親や親族から借りる
最後の手段として、親や親戚に一時的にお金を借りることも考えておきましょう。
ただし、お金の貸し借りはトラブルになりやすいので、返済計画を考えた上で頼んでください。
ポイント
- 「免許を取ったら〇ヶ月で返済する」と計画を伝える
- 「バイトで稼いで、〇〇円ずつ返す」と具体的に話す
- もし親がOKなら、免許ローンの保証人になってもらうのも就職後は自分自身で返済する
ダメなお金の借り方
- 借りるだけで返済の計画がない
- 免許取るだけじゃダメなので、就職までの流れを考え伝える
10代の君に僕が最後に伝えたいこと
10代からでも、免許さえあれば高収入を得られる仕事がトラックドライバーです!
トラックドライバーは、ただ運転するだけの仕事じゃない。
日本の物流を支え、人々の暮らしを守り、社会貢献ができる職業です。
学歴も関係ないし経験も特別な資格もいらない。
やる気と覚悟があれば、若いうちから高収入を稼げるし、それに応じた自由な生き方も手に入れることもできる。
最初は免許がなくても、働きながら手に入れればいいよ。
僕はここで何度も最短でといったけど、焦らず、一歩ずつ進めば、20代で大型トラックに乗って月40万、50万、もっともっと稼ぐことも夢じゃない。
何も将来にやりたい職業がないなら迷わず、トラックドライバーとして働けるように進め。
10代からハンドルを握って走り出せば、誰よりも早く夢を掴める職業だよ、
トラックドライバーは!!
頑張れ!!
あの時あーしとけば、こーしとけば。今思えばしょうもない後悔ばかり!その経験を積んだから今があるという可能性もありますが、いらん苦労はしない方がいいに決まっています!