どうも、トラック運転手のトラ介です。
突然ですが――トラックドライバーが運送会社を転々とすることについて、あなたはどう思いますか?
世間的には「転職が多い=ダメな人」というイメージがあるかもしれません。
実際、僕も大型トラックに乗り始めた最初の1年間で2回職場を変えました。
最初は自分でも「続かないのは悪いことかも」と思っていたんです。
でも今は、運送会社を転々としてきたことが、むしろ良かったと胸を張って言えます。
転職経験が収入アップにつながった
現在僕は、特定の荷主の路線ドライバーとして安定して働いています。
ただ、過去には別の荷主の仕事や、長距離輸送の経験もしてきました。
そんな中で感じたのは――
「いろんな現場を経験してきたことが、今の収入アップに直結している」
という事実です。
たとえば、僕が前職で経験していた荷主の仕事が今の会社にも回ってくることがあります。
そのとき、会社は迷わず僕に声をかけてくれる。理由は、「経験者だから」です。
結果として、月給が通常よりも5万〜10万円多くなることもあります。
これは、ただ同じ会社に居続けていたら、絶対に得られなかった結果です。
「頼られるドライバー」になると、信頼が収入に変わる
僕は長距離ドライバーの経験もあるため、繁忙期やトラブルがあったときにピンチヒッターとして呼ばれることもあります。
急な配車で家族との約束をキャンセルすることも……。
正直、大変です。
でも、配車係が「この仕事はトラ介に任せたい」と“選んでくれている”という事実は、やっぱり嬉しいんです。
期待に応えれば、さらに信頼が増し、給料という形で返ってきます。
仕事の幅が広がると、未来が変わる
僕は18歳からこの業界に入りました。
そして13年間で、6回運送会社を変えています。
それは、「嫌になったから辞めた」というだけじゃありません。
いろんな荷物を運び、いろんな現場を経験して、自分にとって本当に合う場所を探してきたということなんです。
中には、最悪な職場もありました。
パワハラ、長時間労働、給料未払い……「何の意味があったんだろう?」と当時は思いました。
でも、今は違います。
あのときの苦労が、僕の中に“根性”や“判断力”として残ってる。
そう実感できています。
【まとめ】転職経験は、無駄にならない
僕は断言します。
「運送会社を転々としても、得るものは必ずある」
もちろん、辞め方には注意してください。
感情的に飛び出したり、トラブルを起こすような辞め方をすると、次の会社にも悪評が伝わってしまう可能性があります。
辞めるときこそ、“大人の対応”を。
さいごに
僕は転職を繰り返した結果、今が一番稼げていて、一番働きやすい環境にいます。
今、あなたがもし、
- 「この会社、本当に合ってるのかな…」
- 「もっと給料を上げたい」
- 「仕事の幅を広げたい」
と悩んでいるなら、無理に我慢するよりも、一歩踏み出してみるのもアリかもしれません。
運送業界は、経験がモノを言う世界です。
転職=マイナスじゃない。むしろ、行動した者勝ちの世界だと、僕は思っています。













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