大型トラックドライバー歴10年以上のトラ介です!
最近、仕事をしていてふと感じることがあります。
原因はシンプルです。
若いドライバーがまったく入ってこない!!
僕の勤める会社に限らず、どこの運送会社も同じ状況。
ベテランドライバーばかりが増え、若い世代はほんの一握り。
このままいけば、20年後、30年後の物流業界はどうなってしまうのでしょうか?
今回は、若手ドライバー確保のために運送会社がやるべきことを、僕なりに本気で考えてみました!
若手ドライバーが増えない現状
- どの運送会社も人手不足
- 若いドライバーの入社はほとんどなし
- 平均年齢は上がる一方
このまま高齢ドライバーに頼り続ければ、いずれ物流そのものが崩壊するかもしれません。
そんな不安を、日々の仕事の中で強く感じています。
若いドライバーを増やすために必要なこと
答えは明確です。
免許取得支援!!
普通自動車免許だけでは、大型トラックには乗れません。
ドライバーとして働くためには、以下の免許が必要です。
免許種類 | 取得費用目安 |
---|---|
準中型免許 | 7~10万円 |
中型免許 | 12~20万円 |
大型免許 | 30~40万円 |
(※教習所や、持っている免許によって金額は変わるので、あくまで参考値です!)
僕が大型免許を取ったときは、中型免許持ちだったので約25万円かかりました。
若い人にとっては、正直かなりハードルの高い金額ですよね。
「トラックに乗りたいけど、免許代が払えないから諦める」
そんなケース、めちゃくちゃもったいないと思います!
だからこそ、運送会社が免許取得費用を支援してあげるべきだと思うんです。
免許支援制度、メリットと注意点
現在でも、免許取得支援制度を導入している会社はあります。
ただし注意すべき点も。
- 数年間の勤務が条件
- 途中で辞めた場合、免許費用を返還する必要あり
これは当然ですよね。
会社側もリスクを負って支援してくれているわけですから。
支援を受けるなら、
仕事内容、拘束時間、給料をしっかり確認し、続けられる覚悟を持つこと。
逆に「プレッシャーが負担になりそう」「続ける自信がない」という人は、自己負担で免許を取得した方が、気持ち的にも楽かもしれません。
それでも止まらないドライバーの高齢化
現状、若手ドライバーよりも高齢ドライバーのほうが圧倒的に多いです。
しかも、これから新たに増えるよりも、引退していくドライバーの方が確実に多いでしょう。
たとえ免許取得支援が当たり前になったとしても、すぐに若手ドライバーが爆発的に増えるとは考えにくいです。
さらに、運送業界の給料水準が急激に上がるとは思えません。この厳しい景気の中では、なおさらです。
最後に、トラックドライバーを目指すあなたへ
僕は現在、大型ドライバーとして年収700万円以上を稼いでいます。
頑張り次第では、年収1000万円近くに到達するドライバーもいます。
もちろん、楽な仕事ではありません。
それでも、やりがいがあり、夢があり、現実的に稼げる職業です。
今の運送業界には、若い力が本当に必要です。
もし、少しでもトラックドライバーという仕事に興味があるなら、ぜひ勇気を出して飛び込んできてほしい。
未来の物流を支える新しいドライバーたちへ、心からエールを送ります!
ドライバーの平均年齢、めちゃくちゃ上がってない!?
周り見たらおっさん、じーさんばっかりじゃない??
あっ!!俺もか!!(笑)