トラックの運転手の仕事をしていておもうこと。
それはこの仕事を定年まで続けることができるかどうか。
不安ですよね。
僕だってそりゃー不安です。
この仕事は肉体労働で、それはいつまでたっても変わることはありません。
僕がやっている仕事だってそう。
楽な仕事もあればハードな仕事もありますが、結局のところ内容は一緒なんですね。
今日のブログの焦点はトラック運転手の仕事は長く続けられるかどうか、定年までやっていけるかどうかについて考えていきたいとおもいます。
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目次
不安から一度トラック運転手を辞めた
僕は一度トラック運転手を辞めようと決意して、建築関係の仕事につきました。
まぁ、結果は散々でしたけど、それでも手に職をつけ、技術で生きていければとおもったんです。
でも、年齢を重ねてからの転職は上手くいかず、結局はトラック運転手に逆戻り、そして今に至ります。
今トラック運転手を辞めたいとおもっている方、僕はあなたの気持ち、分かりますよ。
体が健康なウチはいいけど…
僕はまだ年齢は30代。
20代の頃に比べれば体の衰えは多少は感じますが、まだまだガンガン体は動きます。
仕事は年齢にあうようなハードな仕事内容ですが、それもいつまで続けることができるかどうか、正直分かりません。
腰も痛いし、これから何か病気をしたり、怪我だってする恐れもあります。
車両事故もそうですが、僕らの仕事は危険と隣り合わせなんですよね。
まだ若さでカバーしている部分も多く、これが40代50代になった時にどうなるか。
自分の未来像を想像することがイマイチできないのは事実です。
家族ができ、子供にかかるお金、マイホームを買うお金、ローン。
それを背負った時に、僕はやっていくことができるのか、生きていくことができるのか。
はっきりと確証を持った答えはでないのです。
歳をとれば収入が減る??
僕の仕事は路線ドライバーです。
日当いくらとかじゃなくて、仕事をやってなんぼの世界。
多く稼ぐには、より多くの荷物を運び、より多く距離を走らなくてはなりません。
今は睡眠時間が少なかろうが、体力的には問題ありません。
でも、それも歳を重ねていけば、体への負担は大きくなるでしょう。
そうなれば、自分の身を案じ年齢に合わせた仕事量を選択しなければなりませんが、歳をとってから収入が減るのはできれば避けたいところです。
でも、これを回避することはまず無理でしょう。
それは、僕らはいつまでたってもドライバーでしかないからです。
若手だろうがベテランだろうが、
僕らはただのドライバー。
役職がつくのは大手ぐらいで、中小企業ではそんなのありません。
かといって大手だからいいとか、そんなことはありませんけどね。
まぁ、運行管理を取得し、事務職になれればまた話は変わってきますけど。
そうやって上がっていく人間はごく一部であって、現実的に将来望んでなれるような職ではありません。
そもそも僕は配車係、事務職に何の魅力も感じていないってのもありますけどね。
以降のことを踏まえ結論をだしましょう。
多くのことを望まなければ続けられる
僕はどうせ働くなら多く稼ぎたいと考えています。
それはこれから先、年齢を重ねていってもその考えは変わることはないでしょう。
つまり、僕はこのトラック運転手の仕事は続けていくことにはなるでしょうが、この仕事だけではやっていけない。
僕の場合はそういう結論に至ります。
それは自分が望んでいるものはお金であり、今後の人生を楽しんで生きていくためにはそれが必要です。
お金お金お金っていえば、汚い話に聞こえてしまいがちですが、僕にとってお金は人生を楽しむツールです。
お金を多く稼がなくてもいいという考えの人であれば、別に楽な仕事、つまり、極力肉体労働が少ない仕事をすればトラック運転手を続けていくことは、余裕で可能でしょう。
でも、僕のように生活環境を向上させたいとおもうドライバーは、何かしら手を打たなければ収入が下がっていくのは自然なことだと思います。
長く続け、なおかつ収入を減らさないために選ぶドライバーの仕事とは
僕は地場のドライバーとして働いていますが、やはり地場だと荷物を扱う回数も多いし、体にかかる負担は大きくなります。
体のことを思いやり、収入を安定させるためには、運転する距離を増やす、すなわち長距離ドライバーになることです。
でも、ただ単に長距離ドライバーになればいいというわけではありません。
しっかり働いたら評価してくれる運送会社を選ばなくてはなりません。
運送業界、給料は会社によってかなり波があります。
僕が今現在勤めている会社の長距離ドライバーの月収は、おおよそ50万円程になります。
でも、僕が以前勤めていた運送会社の給料といえば、総支給額が25万円も満たないこともありました。
多くもらっている人でも40万円。
仕事内容はほぼ同じ内容でしたが、運送会社によってこれだけの給料の差があります。
入社する運送会社は慎重に選んだ方がいいです。
でも、入社して見ないとわからないことも多いので、これはダメだとおもったら我慢をせずに、すぐ辞めてしまうのがいいでしょう。
僕はそんな会社に勤め、いつか稼げるようになる日が来ると期待し、めちゃくちゃ我慢して働きました。
でも、そんな願いは簡単に打ち砕かれることになったのです。
一つの運送会社に執着することは危険です。
トラック運転手の仕事は一度運転技術を習得すれば転職しやすいので、構わず辞めちゃいましょう。
僕も今の運送会社に巡り合うまでに、何度も運送会社を転々としました。
それでも、別に面接で落とされることは一度もなく、難なく受かりましたよ。
おわりに
僕の運送会社、またその他の協力会社でも、定年まで働いたドライバーは多くいます。
長く続けられるかどうか不安な気持ちはあるでしょうが、僕の仕事、路線ドライバーでも、そうやって定年を迎えることのできたドライバーもいることを知っていてください。
自己管理をしっかりして、無理をしない。
できないことはしっかりと断る。
それができれば長く続けられるし、安心して定年を迎えることができます。
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