夏の現場、間違った飲み方してませんか?
夏本番、トラックドライバーにとって最も過酷な季節。
現場では「とりあえず塩タブレットなめとけ!」なんて声も聞こえてきますが……
その使い方、本当に合ってますか?
実は、塩タブレットの飲み方を間違えると逆効果になる可能性も。
汗と一緒に塩分を失うこの季節だからこそ、正しい知識が命を守ります。
この記事では、
まで、現場目線でわかりやすくまとめました。
塩タブレットは「魔法のアイテム」じゃない!
塩タブレットは、熱中症対策のサポートアイテム。
汗で失われる【塩分(ナトリウム)+糖分】を補うためのもので、水分補給と一緒に使ってこそ意味があります。
たとえば、こんなNG行動してませんか?
これ、すべて逆に体調を崩すリスクがあります。
正しい飲み方①「水分と一緒に摂る」
塩タブレットをなめたあとに、必ずコップ1杯(100〜200ml)の水分補給をセットにしましょう。
おすすめは以下のような飲み方です:
摂取方法 | 解説 |
---|---|
タブレット1粒+水200ml | 一番基本的な補給方法 |
糖分・塩分入りのスポーツドリンク+タブレット | 作業がハードなときに有効 |
冷たい麦茶や経口補水液と一緒に | カフェインなしで吸収率も良い |
コーヒーやエナジードリンクは利尿作用があるため、水分補給としては不向きです。
正しい飲み方②「汗をかく前から摂る」
汗を大量にかいたあとに慌てて塩タブレットをなめても、すでに手遅れの場合があります。
ベストなタイミングは「汗をかく前」からの予防的摂取。
▼おすすめのタイミング例:
- トラックに乗る直前(出発前)
- 積み下ろし作業の前
- 休憩時のタイミング(1〜2時間おき)
「喉が渇いたら飲む」ではなく、「喉が渇く前に摂る」がポイントです!
正しい飲み方③「1日の摂取目安を守る」
商品パッケージに記載されている摂取量の目安(3〜5粒/日)を超えないように注意!
塩分の摂りすぎは、
などを引き起こす場合があります。
摂りすぎ=安心ではなく、バランスが命。
水とセット、少量ずつこまめに、が鉄則です。
間違った飲み方とそのリスク
間違った飲み方 | リスク内容 |
---|---|
タブレットだけをなめる | 口が乾き、かえって脱水に近づく |
一気に大量摂取する | 胃に負担がかかり、吐き気・頭痛 |
水分を取らない | 熱中症リスクが下がらない |
炭酸飲料で流し込む | 吸収効率が悪く、効果が出にくい |
現場ドライバーのリアルな活用法
僕がやっている熱中症対策は以下のとおりです。
- 出発前に1粒+水200ml
- 積み下ろし後に1粒+麦茶
- 休憩中は冷凍ペットボトル+タブレットで体温調整
長時間エアコンの効かない場所で作業する場合もあるので、タブレットは常備しています。
「忘れそうな人は休憩ごとにスマホのリマインダー」もおすすめですよ!
まとめ|熱中症対策は“先回り”が命を守る!
塩タブレットは便利だけど、正しい使い方をしないと意味がありません。
ポイントをおさらいすると
これらを意識するだけで、熱中症にかかるリスクはグッと下がります。
トラックドライバーも、現場作業の方も、「塩タブレット+正しい飲み方」で、この夏を無事に乗り越えましょう!
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