どうも、トラック運転手のトラ介です。
僕は16歳の頃からずっと引っ越しの仕事をしてきました。
作業員として現場を走り回り、後にはドライバーとしてトラックにも乗っていました。
正直、不満もなくて「これが自分の天職なんだ」と思ってやってました。
でもある時、ふと頭に浮かんだんです。
いつまでもこの仕事はできないなー
そう感じてからは、ずっと心のどこかに「このままでいいのか?」という違和感が残るようになりました。
10年間全力で走った引っ越し屋人生
16歳で飛び込んだ引っ越しの世界。
最初はただのバイト感覚でしたが、気づけば10年以上。
作業効率やチームワーク、荷物の扱いには誰よりも自信がありました。
仲間からも頼りにされて、現場でも一目置かれる存在に。
給料も悪くなくて、当時の自分は「勝ち組」だと思ってたんです。
でも、そんなある日、ふと立ち止まってしまいました。
毎日のように重い荷物を担ぎ、汗だくで走り回る日々。
「これ、40歳になってもやれるのか…?」
身体のキツさをリアルに感じた瞬間でした。
「このままじゃマズい」と思った。でも怖かった。
今の生活に不満はないけど、将来を考えると不安。
でも10年も続けた仕事を辞めるなんて、相当な勇気がいります。
特に僕の場合、引っ越しの仕事しか知らなかったので、他の世界に行くなんて想像もできませんでした。
ただ、頭では分かってるんです。
「今のままじゃ将来詰む」って。
だからこそ、思い切って外の世界に飛び出しました。
大型トラック運転手の世界へ。まさかの好転。
転職先に選んだのは「大型トラック運転手」。
引っ越し屋の延長線みたいなものかな…と思ってたんですが、実際は全然違いました。
まずびっくりしたのは 給料の高さ。
「え、こんなに楽なのにこんなにもらえるの?」
って、正直感動しました。
大型免許を取ってからは、もっと世界が広がった感覚でした。
荷物の種類、運び方、働き方…思ってた以上に選択肢が多くて驚きました。
引っ越し屋の経験、無駄じゃなかった!
意外だったのは、引っ越し時代のスキルがめちゃくちゃ活かせるってこと。
雑貨の積み込みなんかは、正直誰よりも早いし、上手い自信があります。
それに、荷主さんからも褒められることが多くて、こんなふうに言われることもあります。
「積み込み上手だね!」
何気なくやってた自分のスキルが、外の世界では評価される。
これは正直うれしかったし、誇りにもなりました。
収入も生活も大きく変わった
転職してから、はっきり言って生活の質が上がりました。
- 体力的な負担が減った
- 精神的にも余裕ができた
- 家族と過ごす時間も確保できた
- それでいて給料はアップ
「こんな世界があったのか…」って、本気で思いました。
ずっと引っ越しだけにこだわってた自分を、少しだけ後悔したほどです。
一つの仕事に縛られるのは、もったいない
日本には「続けること=美徳」みたいな空気がありますよね。
でも僕は、違和感を感じたら動くべきだと思ってます。
もちろん、続けることが悪いとは言いません。
だけど、それが「惰性」や「恐怖」から来てるなら話は別。
トラック運転手の世界にもいろんな仕事があります。
引っ越しだけじゃなく、ルート配送や定期便、倉庫間輸送など、働き方は無限です。
知らないままで終わるのは、もったいないです。
終わりに、違和感を感じたら、それは「変わるタイミング」
僕は、あの時に引っ越しの仕事を辞めた自分を褒めてやりたいです。
怖かったし、不安もあったけど――
結果的に、人生が豊かになりました。
もし今、あなたが
- 今の仕事にモヤモヤしている
- 将来に漠然とした不安を抱えている
- 何かを変えたいけど動けない
そんな思いを持っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
世界は、思っているより広いです。
正直最初からうまくいっったわけではありませんが、色々な経験があったからこそ今の自分があると思っています!