大型トラックに乗ってると、車内って思った以上にホコリまみれになりますよね。
トラックドライバーにとって車内の清潔さは快適な運転環境に直結します。
でも、
「なかなか清掃する時間がない」
「清掃用具の置き場所に困る」
「もっと手軽にホコリを取りたいな」
と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そんな中で、僕が最近やってよかったカスタムが「エアーシートを利用したエアーダスターの車内取り付け」です。
多くの大型トラックに搭載されているエアーシートは、エアサスペンションの技術を応用して、座席のクッション性を調整しています。
この調整に使われているのが、車両のコンプレッサーから供給される「圧縮エア」なんです。
実は、この圧縮エアをシートのエアホースから取り出すことで、パワフルなエアダスターとして活用できます!
この記事では、17プロフィアにエアーダスターを取り付けた理由・使ったパーツ・取り付け方法・使い勝手の感想まで、写真つきで紹介していきます!!
なぜ17プロフィアにエアーダスターを取り付けたのか?
そもそも、なぜこんなカスタムをしたのか?
きっかけは、僕の持ちトラックが17プロフィアに変わったからです。
とはいえ新車なんてもらえるはずもなく、長距離で使っていたものを今回僕がもらうことになりました。
そして車内はめちゃくちゃ汚い!!
綺麗にしたいけど実際、車内の掃除って面倒ですよね!
特に気になってたのが
- スイッチ周りのホコリ
- ダッシュボード上の砂埃
- フロアマットの隙間のゴミ
拭いてもキリがないし、掃除機なんて持ち歩いてられない。
じゃあ「エアーで吹き飛ばせばよくね?」と思って、自分でエアーダスターを取り付けることにしたんです。
取り付けに使ったパーツ一覧
今回使ったのは以下のパーツたちです。
すべてホームセンターやAmazonで揃うもので、特別な工具も必要なし。
(ハサミ・モンキーレンチ×2もしくはスパナ)
車内DIYとしてはかなり簡単な部類だと思います。

運転席付近に取り付ける吹き出し口

カプラーと合わせホースを接続できるようにします


圧縮エアーを分岐させる



総額でざっくり4,000〜5,000円程度。
高くないし、掃除の手間を考えたらコスパ抜群!!
取り付け手順を解説します!
取り付けはそんなに難しくありません。
まずはエアーを分岐するためのパーツを作りましょう。


短いウレタンチューブは約10センチ、長い方は約40センチで作っています
17プロフィアには、車内に向けてエアラインが来ている部分があります。
運転席のエアーシートのカバーを外して確認しましょう。


汚いですね(笑)
チューブが出ていてシートに繋がってます。
ここを分岐させエアーシートダスターを取り付けできるようにしていきます!


トラックに圧縮エアーがたまっているので、写真ではわかりませんが、すごいエアーがでています!!
本来ならトラックのエアーを抜いてから作業した方がいいかもしれません。
ホコリや髪の毛が舞い上がって大変でした!!

これでいつでも圧縮エアーを取り出す準備が整いました!!
では6mチューブ、ダスターを取り付け、この汚い運転席の髪の毛やほこりなどのゴミを吹き飛ばしてみましょう!!

や、やばくね??(笑)

実際に使ってみた感想【メリット・デメリット】
正直、取り付けてよかった!!
想像以上に実用的で快適!!
これはトラックドライバーにとって必需品に近いぐらいのカスタムといっても過言ではなさそうです!!
◎メリット
- ダッシュボード掃除が3秒で終わる!
- フロアマットのゴミも軽く飛ばせる
- エアコンの吹き出し口の掃除にも便利
あと、個人的に気に入ってるのが、荷役作業終了後、トラックに乗車する前に体をさっとダスターで吹くだけで、車内にホコリなどを持ち込まずにすみます。

ダスターで車内全体を掃除をする際は窓をしっかり開けて換気しながらやりましょう!ホコリが再付着しにくくなります!終わりにマイクロファイバーなどで拭き掃除をすればさらにきれいになります。
エアーを吹けばかなりホコリなどが舞い上がるのでマスクは必須です!!場合によっては保護メガネもしてください!!
△デメリット・注意点
それでも総合的には、手間以上のメリットがあると感じてます。
同じカスタムをしたい人へアドバイス
エアーダスターの取り付けは、DIY初心者でも全然いけます。
ただし以下の点には注意してほしいです。
ちなみに、車検や整備士に見られても「これ違法じゃない?」と言われたことは今のところありません。
ただ、念のため「自分で追加したものです」と説明できるようにしておくと安心です。
まとめ|快適カスタムで運転環境をアップグレードしよう
エアーダスターの取り付けって、地味に見えて効果絶大です。
掃除のストレスが減るし、何より「自分のトラックを快適にしてる」という実感があると、乗ってて気分も上がります。
高価なパーツや大改造じゃなくても、ちょっとした工夫でトラックは快適になります。
長時間を共にする相棒だからこそ、自分仕様にしていくのはありだと思います。
もし17プロフィアに乗ってて、掃除で悩んでる人がいたら、ぜひこのカスタム、参考にしてみてください!
ホームセンターによってはウレタンチューブを10センチ単位で販売しているところもあります。
ダスターも今回は耐久性を考え鉄製のものを選びましたが、プラスチック製にすればかなりコストは抑えられます!!